社会復帰しようにも体力がなく、疲れやすい体では、社会人としての生活を乗り切ることは出来ません。
ひきこもっている期間が長ければ長いほどに、体力と言うものは確実に減っているのです。
試しに、朝7時から夕方の5時ごろまで家に帰らずに、外で過ごしてみてください。
昔であれば、学校に通っていたであろう時間です。そして、帰ってきてから勉強をしたりするわけですが、引きこもっている人間には、外出から戻って勉強するような体力なんてありません。
実際のところ私にはありませんでした。それどころか、はじめのうちは次の日に疲れがどっと出てしまい、何もしたくないので、ずっとぼぉ~っとしていました。
そんなことでは、とてもじゃないですが、社会復帰は無理と言うものです。無理を押し通しても、体か心が壊れてしまうでしょうから、社会復帰の前に体力作りに精を出すべきなのです。
いきなりジョギングはNG
体力作りのためには、そとに出ることが一番です。
家の中で筋トレしていても、体力はつきません。筋トレをして筋肉をつけるのはいいことだと思います。ですが、まずは外に出向くトレーニングとして散歩から始めることが、体力をつけるのに手っ取り早いと言えるのです。
外に出て太陽光を浴びることで、気持ちが前向きになりますし、ただ歩くだけでも結構足の筋肉をつかうので、足腰のトレーニングとして最適です。
散歩から始めずに、いきなりジョギングから開始してしまうと、膝を壊してしまいます。
私は朝に6kmほどジョギングをしていましたが、膝が痛くなり数日間、階段を上がるのに痛くて仕方がありませんでした。
ジョギングを始める場合は、しっかりとした準備運動を忘れない事、そして足腰の筋肉を十分につけてから臨むことをおすすめします。
散歩くらいからはじめて、そこから筋トレもすこしずつ組み合わせて、体づくりをしましょう。その後、ジョギングに移ることで、膝を壊さずに済みます。
膝をやってしまうと、ほんとに歩くのがしんどくてたまりません…。外に出るのも億劫になるので、体力作りどころではなくなります。
ひきこもりのニートが、いきなりきつめのトレーニングを始めても、体はちゃんとついてきてはくれません。
それにきついと感じることは、長続きしません。体力をつけるには、1日や2日程度のトレーニングでは足りないのです。
長い目でトレーニングの期間をみてください。焦りすぎは禁物ですし、数日程度で何とかなるものでもないのです。
はじめは気軽な散歩から
散歩には目標を立てるといいかと思います。頑張るための目安になり、モチベーションを維持することにもつながります。
散歩の目標は、1週間単位くらいが設定しやすいでしょう。1週間で10万歩、歩くという目標を決めたり、1週間で50km歩くと決めたりしてもいいかと思います(はじめのうちは簡単に達成できそうな目標にしましょう)。
なぜ目標設定が1週間ごとかというと、1日や2日サボったとしても、目標を達成できるからです。
雨の日や、どうにも気分が乗らないときもあるでしょうから、少しだけ余裕を持たせるのです。そうすることで、体力作りを長い期間、続けていくことが出来るようになります。
目標達成が楽になってきたら、重りを付けて歩いたり、目標をギリギリ達成できるかどうかのラインに設定したりと、ゲーム感覚で楽しむのもありでしょう。
散歩をする際は、万歩計を持ち歩くか、スマホの万歩計アプリを使って歩いた数値を記録してみてください。
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歩いた数値を記録することで、自分がどれだけ頑張っているのかを、数字で見ることが出来ます。こういったことが、案外モチベーションの維持に役立つのです。
その日の気づきをまとめてみる
1日の終わりに散歩の最中に気づいたことや、思ったこと、発見したことなどを、自分の言葉にして説明することを習慣にしてみてください。
これは体力作りとは関係がないのですが、面接を受ける際の練習みたいなものです。
ひきこもりのニートの場合、人と話す機会があまりありません。そのせいで、頭で考えながら言葉を口に出すという行為が上手くできなくなっているのです。
実際、頭の中ではいろんなことを考えているのですが、上手く言葉にできないときがあるでしょう。それは今まで、引きこもっていたせいで、自分が感じたことや、思ったこと、気持ちの表現が不器用になってしまったからです。
そのまま、面接に向かうと、あうあうとテンパるばかりで、無駄なトラウマを抱えることになります。
散歩で体力作りをして、その中で考えて話すためのネタ探しもする。一粒で2度おいしいトレーニングとなることでしょう。
ニート・ひきこもりの体力作りまとめ
まずは、散歩から始めよ。
これにつきます。ひきこもりのニートは、焦って就活したりするよりも、体力作りから取り掛かってほしいと思います。
体力がないと仕事をはじめても、「ばたんきゅ~」と倒れてしまうことでしょう。たとえデスクワークだとしても、体力なしだと結構きついのです。
散歩中に発見したことや、思ったことを人に話すことが出来るように訓練することで、面接での答えにくい質問に、とっさの判断で受け答えできるようになります。
ようは考えて話すことが出来るようになるのです。部屋の中では決して得られない刺激を、脳に与えることで社会復帰するための下地が少しずつ整っていきます。
現状から抜け出したい、ひきこもりのニートは体力作りからはじめてください。それが大きな一歩となって、いずれ社会に溶け込めるようになるでしょう。
最初のうちは、体力作りのために外へ出向いた次の日。めちゃくちゃ疲れます。
なので、疲れに効くQPコーワゴールドを飲むと次の日の疲れが、だいぶ楽になります。
ただ、薬だけに頼らず、しっかりと食事もとりましょう。外を出歩いた時は、消化吸収がしやすい「肉」を食べるのがおすすめです。
しっかり食事をしても、疲れで身動き取れない場合は下記のQPコーワゴールドを飲みましょう。栄養ドリンクよりも効き目は確かです。
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