梅雨時や秋の長雨の季節は、なかなか洗濯物が乾かない。靴だって雨に濡れてびちゃびちゃで、乾かすのが大変です。
そんな時に役に立つのが、象印の布団乾燥機です。
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布団乾燥機と言っても、布団を乾燥させるだけのものではないのです。
服を乾かすことにも使えますし、靴を乾かすこともできます。もちろん布団乾燥機としての機能も十分であり、ダニを駆除するモードも搭載しています。
温風を送る機能はタイマーを設定して、乾燥機が止まる時間を、自分で決めることが出来るので、消し忘れの防止にも役立ちます。
濡れたジーパンも2時間で乾く
象印の布団乾燥機はノズルの方向を何段階かで、動かすことが出来ます。なので、乾かしたい洗濯物の方向へとノズルを向けて、温風を送ることが出来るのです。
その際、ジーパンなどの厚手のズボンを短時間で乾かす場合は、布団乾燥機から送られる温風が効率よくあたるように調整が必要です。
ジーパンの腰回りから、すそまで風が通り抜けるように干しましょう。そうすれば、遅くとも2時間以内には乾きます。
「明日には着たいけど、汚れてしまったから洗いたい…。でも一晩じゃ乾かないかも…。」
そんな時こそ、象印の布団乾燥機が役に立ちます。
ただ単に、温風を当てるだけではなかなか乾きません。なので、風の通り道を作ってあげるように干して、全体を温風が通り抜けることが出来るように干してください。
そうすることで、乾かしたい服を短時間でパリッと乾かすことが出来ます。
稼働中の音もそこまでうるさくないので、寝室とは別の部屋で稼働させるのであれば、それほど気になる騒音はでません。
靴がびしょびしょになっても安心
靴が雨に濡れてしまいびしょびしょになると、中敷きまでぐしょぐしょになってしまいます。
湿った靴を履くときの、不快感はなるべく次の日に持ち越したくないものです。
そういった時も象印の布団乾燥機が役立ちます。ただ、靴の中まで温風が届くように工夫が必要になります。
例えば、500mlのペットボトルの真ん中あたりを切り取って、靴に風が通る道を確保してみてください。すると、次の日にはきっちりと乾きます。
確実に乾かすには、風の当たり具合を考えて、乾かしたいものと布団乾燥機とを配置しましょう。
布団乾燥機としての実力
象印の布団乾燥機は、洗濯物や靴を乾かすだけのものではなく、本来の布団乾燥機としての実力も申し分ないものです。
布団を外に干せない場合などは、布団乾燥機が必須と言えます。使ってみるとわかるのですが、布団の中に潜り込んだ際のちょっと湿った感じが、全くなくなります。
カラッと晴れた日に干したかのような、仕上がりに感動することでしょう。
ただ、レヴューサイトなどでは話題にならない事なのですが、象印の製品は、使い始めに妙なくささがあるような気がします。
以前、象印の空気清浄機を使った際も同じようなにおいがしたので、恐らくはモーター周りの油のニオイではないかと思うのです。
象印の布団乾燥機を最初使った時に同じにおいがしました。ですが、何度か使っているうちにその妙なにおいも完全に消えていきます。新品の状態からすぐに布団乾燥に使うよりも、洗濯物の乾燥などで試運転をしてから、布団乾燥に使った方がいいかと思います。
それと、この象印の布団乾燥機は、密封式の布団乾燥機とは違うので、ダニを駆除する方法がちょっと面倒くさい仕様です。
ダニを駆除することをメインと考えるのであれば、布団を密封して乾燥できるタイプの布団乾燥機を買った方が楽ですし、ダニ退治には確実かと思います。
布団乾燥機まとめ
ほかの布団乾燥機のような不格好さがない象印の布団乾燥機は、コンパクトでありつつも、十分な機能を持っています。
布団乾燥機は、普段使わないときの置き場に困ることがあります。ですが、この象印の布団乾燥機は、小さくまとまっており、押し入れにしまうにしても、どこかにおいておくにしても、たいして場所をとりません。
布団を乾燥させるばかりでなく、服や靴の乾燥にも一役買ってくれるので、いざという時にあるとかなり便利な家電です。
びちゃびちゃに濡れて不快感満載の「ビジネススーツ」も、次の日にはパリッっと乾かすことが出来て、大助かりです。
雨の多い季節にこの布団乾燥機があると、生乾きの洗濯物を、完全に乾いた状態に持っていくことが出来るので、嫌なニオイや、じめっとした不快感ともサヨナラできます。
布団の乾燥だけにしか、使えないよりも、別の使い方が出来る象印の布団乾燥機は、とても便利でおすすめです。
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