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7年以上のひきこもりニートから社会復帰したから言えること。

ひきこもりニートの社会復帰

 

ひきこもりのニートだった時は、毎晩なんだかよくわからない漠然とした不安に押しつぶされそうになって、涙を流す日が多かったように思います。

 

部屋にひきこもりきりのニートが抱える「漠然とした不安」。これは、はっきり言えば誇大妄想のたぐい。

 

空が突然落ちてきたらどうしようだとか、起こりえない物事に対して不安を募らせ、心配しているようなもの。

 

要は「杞憂」でしかありません。

 

働きだすと何が不安で泣いていたのかよくわからなくなります。だが、ひきこもってばかりの状態の人間にとっては将来の真っ暗な予想ほどに心を蝕むものは無いのです。

 

自分の敵は自分自身の膨れ上がった妄想であり、それをさらに膨れ上がらせるのがインターネット上のニートへの心無い言葉。

 

人は常に他人の意見を聞いている

ひきこもりのニートは対話の相手がほとんどいない。親か兄弟姉妹か…。それくらいしかいません。(私は友人関係を全て切ってしまったので相談相手が一人もいませんでした)

 

人と言うものは、誰かの意見を積極的に摂取して、自分自身の考え方を形成していく存在です。

 

他人から聞かされた話を、知らず知らずのうちに自分の意見の中に取り入れ、少しずつ考え方を変えていきます。

 

自分の考え方が変わったことに気づくことが出来る人もいれば、まったく気づかない人もいます。

 

学校に通っていた時に、たまに見ませんでしたか?誰かが言った意見を、さも自分が考え付いたかのように語る、プライドがないのか、もしくは自分自身の考えが無い人間を。

 

その人にとっては、他人が言った意見を自分の中に入れたことで、自分もそう考えていたんだ、というふうに頭の中で変換してしまったのかもしれません。

 

他人の言葉に影響されたにもかかわらず、自分の内から出てきた意見だと錯覚するのは、人間が常に周りの意見を取り入れて生きている証拠です。

 

 

ひきこもり・ニートはネットを見るな

人は知らず知らずのうちに、他人の意見を聞いて、自分の考えを変えていく存在です。

 

では、ニートで部屋にひきこもっている人間はどうでしょうか。

 

ひきこもりのニート時代を思い返すと、情報の収集はだいたいが、ネットかテレビ、あとは本くらいのものでした。

 

その中でも比重が大きいのは、やはりインターネットでしょう。

 

スマホがあることで、昔よりもネットは万人に対して身近な存在になりました。ダイヤルアップの時代とは違うのです。

 

そんなひきこもりニートが、自分の意見形成に強く影響されるのは、インターネットの掲示板やまとめブログではないでしょうか。

 

掲示板やまとめブログは、様々な人間が相手の気持ちなんて考えずにいいかげんな言葉を書きなぐっています。

 

そこには現実的ではない、ただの思い込みで世の中を断定したような、読むに値しない駄文がそこかしこにこびり付いています。

 

例えば「ワイ、30歳ニート。涙が止まらない」みたいなタイトルのまとめブログの記事を読んだ時、コメント欄にこんなことが書かれていました。

 

自分が何もしなかったくせに被害者ヅラかい^^;

普通の30才だと役職ついてて結婚して子供もいる。

もう絶対普通には追いつかないから人生辞めちゃえよ

 

このコメントから何か得るものがあるでしょうか?人を嫌な気持ちにさせるだけの文章に何ら価値なんてありません。文章の形をした汚物ですね。

 

それに、このコメントを書いた人が言う「普通」というのはいったい何でしょうか?こういったコメントのように、書いた本人の頭の中にしかない「普通」という「曖昧なもの」を押し付けてくる文章は読む必要無し。

 

使っている顔文字が古臭いので書き込んだのは30代よりも上の人間でしょうが、ずいぶんと稚拙な文章です。

 

彼の考える「普通」というもののつまらなさと、人生経験の浅さがにじみ出ている文章ですが、ひきこもりのニートは、こういった文章を読んでしまうと、「あぁ、自分はダメだ。人生挽回できないんだ。」みたいなネガティブ思考に陥ります。

 

そもそも曖昧な言葉である「普通」に、どうやって追いつけばいいのでしょう?

 

こんな下らない駄文にすら、悪影響を受けてしまうのがニート・ひきこもりなのです。

 

なぜかって言えば、人との接触が少なすぎるためです。

 

人は他人から意見を取り入れる存在だと言いましたが、よく人と会話をする人間は「良い意見」「悪い意見」をよりわけて、自分に都合のいい言葉、意見を聞き入れます。

 

しかし、ひきこもりのニートは人との接点がなく、ネット上にある価値のない文字列にも一喜一憂してしまうのです。

 

だからこそ、ひきこもり・ニートは、ネットを極力見ない方がいい。

 

ネットを見るときは、求人を探すとか、自己PR、志望動機を考えたりするとき、ヤングキャリアセンターの場所を探すときなど、明確な探し物をするときに限定して利用するべきでしょう。

 

ニート・ひきこもりは体力をつけろ!社会復帰できる体力のつけ方。

これで準備万端!既卒ニートが面接で聞かれる質問、総まとめ。

 

特に、就職関連を話題にしたまとめブログは、ネガティブワードの掃きだめなので、近づかない方が身のためです。

 

悩むなら行動せよ!

 

私は長年、そういった就職関連のまとめブログに目を通してきましたが、なんの役にも立ちません!

 

見ず知らずの、姿も見えない他人が書いたネガティブな言葉からは、何も学ぶことはないです。

 

役に立たず、学ぶことも何もない言葉なんて読む価値もありません。時間の無駄でした。

 

就職や社会復帰について真剣に悩んでいるのであれば、ヤングキャリアセンターで相談するとか、ちゃんとした人たちから意見をもらいましょう。

 

顔も名前もさらさない人間の否定的な言葉を聞き入れても、行動の邪魔になるだけです。

 

ひきこもりのニートが社会復帰するためには、頭で考えるだけでなく積極的な行動が大事と言えます。

 

年齢30歳を超えた職歴なしのニート・ひきこもりでも、ちゃんと就職活動していればいつか必ず、まっとうな会社で働けるようになります。

 

そうなるには結局行動です。最低でも月10社くらいの面接を受け続けることです。

 

最初の10社くらいまでは、散々な目に合うかもしれませんが、慣れてくると相手の失礼な態度にも「ふ~ん、その程度の人間なのか~」と冷静に分析できるようになります。

 

人生の詰みなんてものは、ほぼ無いのです。赤紙がきて戦争に送られるとか、前線で玉砕命令がでるわけではないでしょう。

 

いくらでも生き方がある現代では、いくらでもチャンスがある。

 

チャンスを掴むためには、ネット上のネガティブワードに惑わされずに、自分という人間を、考えを、意見を、しっかりと確立して、就職活動に挑めばいいのです。

 

7年以上ひきこもっていた私のような阿呆も、社会復帰できましたし、何とかなりますよ。

 

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