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「邪神ちゃんドロップキック」ぺこらの日常は過酷。労働でヘロヘロな姿が泣ける。

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2018年7月から放送が開始されるアニメ「邪神ちゃんドロップキック」

原作者はユキヲという作者で、代表作に「武蔵野線姉妹」という漫画があります。

邪神ちゃんドロップキックも漫画で、コミックメテオというWEBコミックサイトで無料で読むことが出来ます。

コミックメテオー邪神ちゃんページ

この作品に出てくるキャラクターは「邪神ちゃん」という悪魔や、それを召還した「ゆりね」というゴスロリ女子大生です。

「邪神ちゃんドロップキック」は、邪神ちゃんとゆりねの、神保町のボロアパートを舞台とした、奇妙な同棲生活コメディ作品。

その中でも注目したいのは、悪魔(邪神ちゃん)と魔女(ゆりね)を退治しに天界からやってきた天使のぺこらです。

最初こそ凛々しく登場したぺこらですが、その後、ホームレス天使に…。

その境遇は、笑ってみていられないほどに可哀そう。

・邪神ちゃんドロップキックの感想まとめ記事はこちら

天使ぺこらホームレスになる

邪神ちゃんとゆりねを倒すために天界からやってきた天使ぺこらは、地上で大事なものを失くしてしまう。

それは天使の力を行使するための光の輪。

 

天使の力の象徴たる「天使の輪」を失くしてしまったぺこらは、地上にてホームレス生活に突入してしまうのです。

 

ぺこらは街中で、お腹がペコペコでふらふらだったところを、ゆりねに助けられます。

カレーをおごってもらったぺこらは、おかわりまで要求するほどに判断能力が弱まっている。

 

その後、正気に戻りお礼を言いつつも駆除をあきらめていないと啖呵を切ります。

その後ぺこらは、過酷な労働環境ときびしい食費、生活環境の中で、当初の天使としての使命を忘れていきます。

 

夏の暑さにプライドすらなくし、かき氷をねだり、食べ物に釣られて悪魔たちと焼き肉やいちご狩りへとくりだします。

最低賃金以下でこき使われ、夜勤明けにはヘロヘロになって、段ボールハウスに帰るぺこらのことをひと事とは思えない。

 

社会はぺこらに対して厳しすぎます。

邪神ちゃんドロップキックの作中では、ゆりねがぺこらに対してやさしくて、キチンジローのお弁当を差し入れたり、恵方巻をあげたりとなにかと気にかけてあげます。

 

逆に邪神ちゃんは、ぺこらの主食たるパンの耳をドロップキックかまして奪い去っていきます。

邪神ちゃんのぺこらへの行いはまさに悪魔的です。ぺこらは食べ物に常に困っていますから…。

天使見習い、ぺこらを消しに来る

邪神ちゃんドロップキックでは、天使キャラはぺこらとその元部下だった女の子たちが登場します。

 

ですが、どの天使たちも初登場時にぺこらを亡き者にしようと行動し、ぺこらはなんとか窮地を脱して生き残ります。

天界から誰もぺこらを助けに来ないという展開は、ちょっと泣けます。

 

天使「ぽぽろん」ちゃんは、ぺこらをバズーカで吹っ飛ばそうとしますし、天使「ぴの」は斧でぶった切ろうとします。

どちらの時も天使の力がないぺこらにとって、ベリーハードモードでした。

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泣き顔がかわいすぎる天使ぴのについての記事はこちら

なんとか生き残りましたが、過酷な労働環境とホームレス生活の改善は見込めないままストーリーは進んでいきます。

ぺこらがまとまったお金を貯めることに成功しても、偶然か必然か、ボランティア詐欺にひっかかり無一文へ…。

 

ぺこらがメインのストーリーでは、そういった救われない話が多すぎます。かわいそうすぎる。

邪神ちゃんドロップキックの中で、ぺこらが救われるような話が描かれるのを願うばかりです。

・邪神ちゃんドロップキックの感想まとめ記事はこちら

 

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