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土地家屋調査士を独学で合格するためのテキスト・過去問の選び方

土地家屋調査士

 

土地家屋調査士を独学で合格しようと考えた場合、はじめに問題となるのは、テキストと過去問ではないでしょうか。

 

どんなテキスト・過去問で勉強すればいいのだろうかと悩んでいるのではないですか?

 

初学者の場合は、土地家屋調査士試験の難易度に関して、まだよくわからない部分が多いかと思います。

 

自分の力で合格できるのか、よくわからないのに、いきなり専門学校の通信講座を受けるのは勇気がいりますよね?

 

土地家屋調査士の通信講座は、安くとも30万円ほどはかかります。土地家屋調査士に関して、まだまだわからないことだらけのうちに通信講座を受けるのは勇気がいることでしょう。

 

なので、まずは独学からはじめて、勉強を続けて行けそうならば、絶対に合格したいと思うならば、通信講座を受講してみるという選択もありだと思います。

 

土地家屋調査士の勉強をこれから始めていきたいと考えている方に、独学で合格できるだけの情報量をもったテキストと過去問を紹介していきます。

 

それと土地家屋調査士の試験勉強に欠かせない勉強道具に関してもいくつか必要なものをお教えしたいと思います。

土地家屋調査士は独学で合格できる?

 

はっきり言って、うまく勉強していけば独学での合格は可能です。

 

土地家屋調査士の合格までの勉強時間は約1400時間。大部分は書式問題の練習に必要な時間です。

 

択一の問題は独学で十分に合格点に到達できると断言できます。ですが、書式問題は独学だと手間取るかと思います。

なので、書式問題の解き方、三角定規の使い方などを解説したLecなどの講座を受けた方が、初学者には手っ取り早いでしょう。

 

ですが、あくまで独学にこだわるのであれば、「測量計算と面積計算」という市販のテキストを読み込むことが、書式問題の理解への近道です。

 

申請書の描き方と、答案の訂正方法などの解説が詳しい「登記申請書と添付図面」もセットで読み込んでください。

 

ふたつの市販のテキストを読み込んで練習をしてみると、土地家屋調査士の初歩的な講座を受講する必要はなくなります。ですが、理解するのに時間がかかるので、三角定規の使い方に関しては目で見た方が良いと思います。

土地家屋調査士 合格ナビ作図攻略講座

作図の講座を受講するのが最大の時短になります。

もしくはネットで三角定規の使い方を解説しているページ探してください。そして、テキストを読みながら実際に自分で三角定規を動かしてみることが理解するための近道です。

 

上記の二つのテキストさえあれば、書式問題の基礎は十分に学べます。後は自分で三角定規を動かしながら慣れていくことが大事。

書式問題で役に立つ数学知識をさらに高めるためには、「明解!よくわかる数学」という東京法経学院が出版している本を使ってください。

 

測量士補と土地家屋調査士で使う数学を分かりやすく解説していますので、書式問題において必要な数学の知識はこの本でばっちりです。

 

独学用のテキスト・問題集

 

独学で合格するためにはテキスト選びが大事です。

ですが、市販のテキストに選択肢はそれほどありません。

 

東京法経学院が以前出版していた「調査士合格ノート」シリーズは現在、市販されていません。なので、早稲田法科専門学院が出版している3冊のテキストくらいしか市販のテキストは販売していません。

 

土地家屋調査士受験100講

受験100講の3は書式編で、初学者が書式問題の練習をするのにこれほど適したテキストはありません。

独学で勉強をしていくうえで「受験100講の3」は、なくてはならないテキストです。

 

受験100講の1と2は択一と申請書の範囲について解説していますが、結構な数の誤字脱字があり、読みにくいです。

受験100講の3書式編は、持っていて損はないテキストなのですが、1と2は不要かな…。

 

「受験100講の1と2」を買うなら、下で紹介する「土地家屋調査士 択一攻略要点整理ノート Ⅰ・Ⅱ」を買った方が断然いいです。

値段は東京法経のテキストの方が高めですが、「受験100講の1と2」よりも分かりやすいです。

 

土地家屋調査士 択一攻略要点整理ノート Ⅰ・Ⅱ

択一攻略要点整理ノート

土地家屋調査士の択一問題については、東京法経学院のオンラインショップで「土地家屋調査士 択一攻略要点整理ノート Ⅰ・Ⅱ」を購入することが、合格への近道です。

要点がしっかりと整理されています。出題範囲を資料集のようにまとめたテキストよりも、分かりやすくて知識を頭に入れやすいです。

土地家屋調査士の択一対策のテキストは「土地家屋調査士 択一攻略要点整理ノート Ⅰ・Ⅱ」の2冊で十分でしょう。

 

土地家屋調査士 新・合格データベース

新・合格データベース

土地家屋調査士の択一を独学で攻略するには過去問の選択が大事です。

市販の過去問はいくつかありますが択一問題に関しては「土地家屋調査士 新・合格データベース」だけで十分です。

むしろこれが無くては択一の足切り点に苦労することになります。

 

「土地家屋調査士 新・合格データベース」をとにかく何度も繰り返して勉強することで、択一問題の足切り点を突破できます。

不安ならば東京法経が出している「択一過去問マスター」もやれば万全ですが、そこまで択一問題に時間を割く必要は無いと思います。

 

土地家屋調査士の合格を左右するのは書式問題です。択一問題は、書式を採点してもらうための通過切符。

なので、足切りを突破できる知識を付けるために「土地家屋調査士 新・合格データベース」は絶対に外せません。

択一問題対策は、これだけで十分です。

 

書式のテキストと過去問

 

上記ですでに紹介した「測量計算と面積計算」「登記申請書と添付図面」「明解!よくわかる数学」「受験100講の3」の4冊を使って学習をはじめてください。

「測量計算と面積計算」「登記申請書と添付図面」の2冊で書式の基礎を学び

「受験100講の3」と「明解!よくわかる数学」を使って書式問題の解き方を覚えていきましょう。

ある程度、書式問題に慣れてきたところで過去問をとにかく解きまくるのが最善の勉強法です。

手に入る過去問をたくさん解いていき、申請書と図面の書き方を体に覚えさせることが大事です。

 

「記述式セミナー」は良問が多いのでぜひ取り組んでください。予想問題集であり、過去問ではないため、他ではお目にかかれない問題ばかりです。

土地家屋調査士の書式の過去問も市販ではなかなか売っていません。東京法経のオンラインショップを使った方がいいでしょう。

新版 調査士書式過去問マスター

「書式過去問マスター1・2」と「記述式合格演習テキスト」があれば十分です。

 

記述式合格演習テキスト

「記述式合格演習テキスト」は最初、値段が高いと感じましたが、独学で土地家屋調査士に合格するにはなくてはならないものです。

書式のテキストであり問題集でもある「記述式合格演習テキスト」を一通り終わらせることで、記述式問題の理解が大幅に進みます。

「記述式合格演習テキスト」を1巡してから、「書式過去問マスター1・2」を解く勉強法が、独学で合格するのに正しい方法です。

 

土地家屋調査士の勉強で「絶対に必要な道具」

 

土地家屋調査士の勉強には、絶対に持っておいた方がいい道具がいくつかあります。

初学者は以下の道具を購入しなければ、勉強になりません。

 

三角定規と書式練習用紙

書式用教材

土地家屋調査士の試験で絶対に必要な三角定規は、Lecか東京法経学院で購入しましょう。

三角定規はアマゾンなどで売っている市販のものは「絶対ダメ」です。

専門学校で売っている三角定規の方が、断然使いやすいので絶対に購入してください。これが無ければ書式問題を解くことが非常に難しくなります。

 

ついでに、書式問題の練習用紙を購入してください。これは、東京法経学院のものがベストです。1冊購入しておけば、あとはコピーして練習に使えるので便利。

三角定規に関しては、LECと東京法経学院で多少違いがあります。

 

LECの場合はメモリ部分に数字が書かれていますが、東京法経学院のものはメモリに数字は書かれていません。

東京法経学院の三角定規は500分の1と250分の1が青と赤の棒線で分かりやすいですが、LECの三角定規はその辺が少し分かりにくいかもしれません。

おすすめは東京法経学院のものですが、最終的にどっちも気になって購入する事になると思います。

はじめは、東京法経学院の三角定規と申請書の用紙などを一緒に購入して送料を浮かせましょう。東京法経学院は、どんなに買っても送料は無料になりません。確か一律700円くらいです。

 

関数電卓 FX-JP500-N

 


三角定規と同じく土地家屋調査士の試験において大事なもの、それは「関数電卓」です。

あまり高価なタイプの関数電卓は必要ありません。高価なタイプで使える計算は、土地家屋調査士の試験には関係ありません。

fx-jp500この関数電卓が今の所ベストな選択でしょう。

複素数も使えますが、近年は関数電卓の機能に頼りすぎると、答えがずれてしまうような問題が出されるようになってきました。

 

複素数について知ることは無駄にはなりませんが、複素数という便利なものに頼りきりだと正解の座標を割りだせない可能性がありますので注意してください。

初学者は、複素数に関してあまり考えない方がいいのではないかなと個人的に思います。

関数電卓の使い方は「測量計算と面積計算」のテキストに詳しく載っています。

 

コンパスと円分度器、三角スケール

 


コンパスに関しては、試験で使ったことはありません。ですが、万が一に座標が割り出せないとなった時に、コンパスがあると、ひとまず図面の完成までは持っていけるのです。

それほど使用頻度は多くありませんが、持っておいた方がいいのは間違いありません。

百円ショップで売っているコンパスよりも、アマゾンなどで売っている数百円するコンパスを購入した方がいいでしょう。

ここぞという時に使うものなので、軸部分が弱い百均のコンパスは信頼できません。

 

円分度器は図面の座標が、正しいかどうかを確認する際に使います。

試験勉強の時も図面が間違っていないか確認をするのに円分度器は欠かせません。

円分度器と同じく、図面の確認に使用するのに三角スケールがあると便利です。

 

図面の辺の長さがあっているかどうかを短時間で確認するのに三角スケールが必要になります。

三角スケールは、土地家屋調査士用と建築士用があるので、間違わないようにしてください。両方の違いは縮尺度です。

建築士用の三角スケールは、土地家屋調査士の試験では役に立たないので、注意してください。

 

忘れちゃいけない専用六法

 


東京法経学院のみが、土地家屋調査士六法を出版しています。

テキストを読み進めるにも、過去問を解くにも六法の対応条文を確認する癖をつけてください。

六法は士業の試験勉強をする際に、必ずと言っていいほどに使います。

法律は毎年改正されますので、古いものではなく最新の六法を使いましょう。

 

独学で合格するためのテキスト・過去問まとめ

 

土地家屋調査士の試験を独学で突破するために必要なものを、一通りご紹介しました。

 

初学者は、ひとまず「測量計算と面積計算」「登記申請書と添付図面」「受験100講の3」の3冊を読んでみてください。

土地家屋調査士がどんな試験なのかわかるはずです。

 

択一問題は他の士業の資格試験と大差ありません。ですが、書式問題は土地家屋調査士独特の試験なので、十分に過去問に取り組んで、体に覚えさせなければなりません。

ここまでご紹介したテキストは、ほとんど東京法経学院のものですね。やっぱり長年、土地家屋調査士の試験範囲を教えているからわかりやすいです。

 

新・合格データベース

私はまだ土地家屋調査士に合格していません。ですが、択一の足切りは東京法経のテキストと過去問のみで突破できました。

択一問題については東京法経が出版するの2冊のみで十分です。

特に択一の足切り点を突破したいならば合格データベースという過去問を繰り返すことが大事です。

 

書式に関しては、いろんな方が言っているように、模試を一度受けた方がいいのかもしれません。

東京法経の模試は「模擬答練」という名称です。

私自身、答練を通して、本番の緊張感を味わっておいた方が良かったと思っています。

では最後に土地家屋調査士の試験に、独学で合格するために必要なテキスト・過去問をまとめます。

 

[書式に関して理解するためのテキスト]
・測量計算と面積計算
・登記申請書と添付図面
・受験100講の3
・明解!よくわかる数学
[択一問題を突破するためのテキスト・過去問]
・択一攻略要点整理ノート Ⅰ・Ⅱ
・新合格データベース
[書式問題を攻略するためのテキスト・過去問]
・記述式合格演習テキスト
・書式過去問マスター1・2
・記述式セミナー
[土地家屋調査士の試験で必要な道具]
・三角定規
・書式練習用紙
・関数電卓fx jp500
・コンパス
・円分度器
・三角スケール
・専用六法

 

全部集めると約10万円かかります。

ですが、これだけのテキストと過去問をやりこめば、独学での合格は可能です。

 

短期間のうちに土地家屋調査士の試験に合格したい場合は、東京法経学院の最短合格講座を受講するのが合格への近道です。

テキストも過去問も六法も、必要な道具類はほとんどそろいます。関数電卓や三角スケールは、入っていません。

 

講座受講料は35万円前後で、独学でテキストなどを集めるよりはお金がかかります。

しかし、最短で土地家屋調査士の試験に合格するには「最短合格講座」を受けるのが良いのだと思います。

自由に勉強できる独学か、最短で合格を目指す通信教育か。

自分の勉強スタイルに適したやり方を選ぶのことが、良い結果を出す秘訣です。

 

最後に、独学でも答練だけは受けた方がいいと思います。特に会場で受けるタイプの答練がいいでしょう。

本番は緊張感から焦ってしまって、なかなかうまくいきませんでした。択一問題は、新・合格データベース
をやりこんでいたのでばっちりでしたが、書式ではだいぶ手間取りました。

ぶっつけ本番は、無謀なので、答練で場慣れした方が賢明です。

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