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バレットガールズファンタジアの感想。PSVITA版の処理落ち改善方法。

ゲームの感想・評価

 

変態紳士待望のガンアクションゲーム「バレットガールズファンタジア」が2018年8月9日に発売されました。

私も紳士として、たいへん待ち遠しいゲームでした。

バレットガールズ ファンタジア PSVita版

ですが、先に結論を言わせていただけると、「バレットガールズファンタジア」は「バレットガールズ3」ではない! とういうことを強調させていただきたい。

 

バレットガールズ2のゲーム性が面白く、その続編を楽しみにしていた場合は、肩すかしを食らいます。

尋問特訓とか、衣装がはじけ飛ぶ瞬間とかを楽しみにしている場合はたいへんおすすめのゲームとなっております。前作よりも更に気合の入ったゲームに仕上がっています。

 

今作は女の子が、戦闘中に自分で衣装を脱ぐコマンドが用意されており、その際に「服と靴」は脱いでも、「下着とくつ下」は脱ぎません!

 

「くつ下」は脱ぎません!!

 

ここ、大事なところですよ。ゲーム制作者の、なんというか……「こだわり」ってやつを見せつけられた思いです……。

ステージ中はキャラ固有の全体攻撃技が存在していて、ゲージがたまると発動できる仕様です。それぞれ可愛いカットインシーンが流れるので衣装を変えて何度も見ました。

ゲームとしてはそのカットインが飛ばせないので、多少テンポが悪くなりますが女の子の動きがとてもかわいいので良しとしましょう。

女の子のCGモデルの方はかなり進化していますが、敵のモンスターたちはイマイチ。

バレットガールズ2はゲーム性も面白かったのですが、今作はまったくの別物。劣化無双ゲームみたいな仕上がりで、ガンアクションゲームとしてはがっかりな出来です。

 

「バレットガールズファンタジア」は「バレットガールズ3」ではない新しいゲームだと思って購入してください。

 

それでは、「バレットガールズファンタジア」の気になった点・不満点、良かった点などをまとめていきたいと思います。

 

バレットガールズファンタジアの気になった点・不満点

今回のPSVITA版「バレットガールズファンタジア」は、処理落ちがきついです。

恐らく、PS4を基準として制作した結果、PSVITAの方は上手く最適化できなかったのでしょう。

PSVITA版は、ロードがそれほど長いとは感じませんが、バレットガールズ2よりもステージの読み込みは時間がかかっています。

 

ステージ中にキャラクター達のやりとりがある場合は、いちいち操作がストップしてしまうのでテンポが悪く感じてしまい、あまり良い印象はありません。

バレットガールズ2では、キャラクターが喋っていても操作ができたのに、ゲーム性が劣化しているな……という印象を受けました。

 

さて、PSVITA版「バレットガールズファンタジア」の気になった点と不満点をまず挙げさせていただきます。

 

PSVITA版の処理落ち、カクツキ改善方法

 

PSVITA版では、敵が6体以上(体感です)出現すると処理落ちが始まります。

PS2のゲームでもこんなカクツキは起きないだろうという具合に処理落ちします。

 

前作、バレットガールズ2では一切こんな処理落ちは起こりませんでした。なので、なぜ処理落ちするのかを考え、いろいろと試したところ、ある結論に達しました。

 

「バディ(味方キャラ)がいるから処理落ちするんじゃね?」

 

実際にバディを出撃させなかった結果、カクツキが起こらず、処理落ちしませんでした。ただ、敵が多く出てくると銃の音がズレる気がするので、ちょっと気になる感じですね。

 

なんで、これに気づいたかと言えば、敵に固有キャラが出現するステージで、バディ(味方キャラ)が手伝ってくれないからです。

おそらくPSVITA版では、固有キャラを二人以上ステージに出せない事情があるのでしょう。

 

カクツキ、処理落ちのせいでファンタジアが楽しくないと感じたらバディなしでゲームをしてください。

 

そもそも、バディは戦闘において、たいして役に立ちません。ただ、経験値のことを考えると二人で出撃した方が効率がいいので、その辺は考えないといけません。

 

カメラワークが悪くなった。改善方法

 

前作の方が今作よりもカメラワークが良かったです。カメラの移動がものすごくゆっくりで、敵がどこにいるのか発見しにくい。

このカメラワークの悪さは、設定で銃の標準の移動スピードを速くすることでほんの少し改善できます。

今のところ、これくらいしか改善方法はありません。

 

戦闘中のカメラワークの悪さもさることながら、今作ファンタジアでは、カメラの移動出来る範囲が狭いです。

上記の画像はバレットガールズ2の画像です。

バレットガールズ2では、女の子が匍匐前進している最中に、下にカメラを忍び込ませて眺めることが出来ましたが、ファンタジアでは地面に邪魔されてカメラが移動できません。

 

壁を使ってキャラクターをドアップで楽しもうとしたときも、キャラクターとカメラの距離が近すぎると、キャラクターが透明になってしまい、見ることが出来ない仕様になりました。(前作では口の中のCGまで、どうなっているか確認できました)

 

まったく残念なカメラワークです。(改善もとむ!)

 

キャラクターの個性が削られた

 

前作のバレットガールズ2では、一部キャラクターの女の子には、固有の近接格闘モーションがありました。

上記画像はバレットガールズ2の画像です。

神代海凪(青髪の娘)は、抜刀して切りつける近接攻撃、高梨月代(黒髪スナイパー娘)は忍者設定なのでクナイを投げるモーション、そして木住野玲美(緑髪の娘)には、一度前転してからアッパーをかます近接戦闘モーションがあったのです。

 

それらが今作「バレットガールズファンタジア」では消えている……。

なんで削った?意味が分からん……。

 

確かに、木住野玲美の前転アッパーは使いにくかったけれども、それぞれ個性的なモーションがあったのに、今作ではみんな同じモーションです。

 

装備している武器によって、正拳突き、腹パン、回し蹴り、武器によるカチ上げなどの近接戦闘モーションになっており、個性がありません。

 

後、細かいことですが、前作では、ステージにアイテムボックスがある場合は、女の子が足元にある箱(アイテムボックス)を蹴るモーションがありました。

今作ファンタジアには、宝箱が出現しますが、宝箱を開ける特別なモーションはありません。

 

もう少し、女の子たちの細かいモーションに力を入れて欲しかったなぁ……。

 

ロードがちょっと長い、ゲームのテンポが悪い

 

PSVITA版のバレットガールズは、それほどロード時間は長くありません。(前作と比べるとちょっと長い)

ですが、PS4版はロードがけっこう長いらしいです。たぶん出現する敵の数が違うためでしょう。

 

PSVITA版は敵の数がそれほど多くありません。その辺が劣化無双ゲームみたいでイマイチな所なのですが、あまり敵が出すぎるとカクツいて、処理落ちするのでしかたありません。

 

今作で気になったのが、ステージ中にキャラクターたちの掛け合いが発生すると、いったん操作が出来なくなるところです。

前作では、女の子たちが話していても、操作を邪魔されることはありませんでしたが、ファンタジアでは、キャラクターの会話を棒立ちで聞いていなければなりません。

 

これのせいでゲームのテンポが悪くなり、ステージ評価SSSランクをとろうとチャレンジしている最中に、うっとうしいなと感じてしまいます。

たぶんですが、前作ではキャラクターたちの声が被ってしまうことが結構あったので、それを改善しようとこんなテンポの悪くなる改善を取り入れたのでしょう。

 

声が被らないように改善したことで、女の子のボディタッチの楽しさも半減しました。

キャラクターが喋り終わるまで、いくら触っても反応がありません。前作では本当にゲームのキャラにちょっかいを出しているような、画面タッチの楽しさがそこにはありました。

 

ゲーム性としては前作ほどの楽しさは無くなった

 

「バレットガールズファンタジア」は「バレットガールズ3」ではないのです。残念ながら……。

 

前作の面白さは、敵として出てくる女の子たちの服をはぎ取るという、常人の発想ではないゲーム性でした。

なんせ、はぎ取ったおブラとおパンツをプレイヤーキャラたちは装着しますし、ダブった場合は売却するという鬼畜ぶり。

まぁ、そのぶっ飛んだ設定こそがバレットガールズの面白さだったわけです。

 

ですが、今回の敵は女の子ではありません。異世界のモンスターたちです。

異世界のモンスターたちはなぜか、女の子のおブラとおパンツを持っており、倒すとその辺に落とします。

???な設定ですが、そういう世界です。深く考えてはいけません。

 

敵が女の子ではなくなった部分もゲーム性が面白くない一つの原因です。しかし、前作バレットガールズ2は、それ以上にステージ攻略に頭を使って挑める楽しさがありました。

 

敵の配置をおぼえ、動きをおぼえ、3つある武器を駆使してステージを出来るだけ早く、出来るだけダメージを少なく、出来るだけ下着をはぎ取りながらクリアする。

 

ステージごとに攻略法がかわり、スニーキングミッションなどもあって一つ一つのステージが楽しかったのです。

 

ですが、今作「バレットガールズファンタジア」にそんな面白さを求めることは出来ません。

 

なんせ、敵は一目散にプレイヤーの所へと愚直に突き進んできます。壁や段差があってもね……。

 

確かに、前作の敵たちもそれほど頭は良くなかったですが、今作ほどおバカではなかった。

そういえば、前作バレットガールズ2では、敵の女の子たちが何十人もステージに登場したのに、まったくカクツキ、処理落ちが無かった。

今の所「バレットガールズファンタジア」よりもゲーム性としては「バレットガールズ2」の方が面白い。

 

後今作では、〇ボタンを一回押すと方向レバーをはなすまで走り続けるという、意味の分からない変更を加えてきました。

バレットガールズ2では、〇ボタンを押している間だけ走るので、ボタンを離すと歩くモーションンに変わります。

本当に意味の分からない操作性の変更に困惑しました。バージョンアップで改善して欲しい部分筆頭です。

 

バレットガールズファンタジアの良い部分

とまぁ、「バレットガールズファンタジア」に期待しまくりだったため、気になった点や不満点が結構あるのですが、面白い部分、良くなった部分もあります。

 

CGモデリングが更にかわいくなった!

 

前作バレットガールズ2よりも、女の子たちのモデリングがいっそう可愛くなりました。

ただ、エルダ女学院の女の子たちとBBA(教官)が出ないのが寂しい限りです。とくにBBAは結構好きなキャラでいた。(前作で一人だけ戦乱カグラみたいな潔さがありました)

 

上記は左がバレットガールズ2の画像です。右がファンタジアの画像。

 

CGのモデリングがさらに可愛くなった部分は評価が高いですし、今作では女の子に固有のカットシーンが追加され可愛さ倍増です。

その名もS.O.D.(スクランブル・オーバー・ドライブ)!

ゲージがたまった段階で使える全体攻撃技です。それぞれのキャラクターの個性が出ており、見ていて楽しい演出です。(カットできないため、多少戦闘のテンポが悪くなります)

更に今回は、前作では出来なかった、自分の服の脱衣が可能です!

 

その名もT,H,A,A,D,(テイク・ホールド・アン・エア・ドレス)!

服を脱ぐだけのアクションに、何という名前を付けるんだ!!防衛ミサイルみたいなネーミングにしびれるぜ。このゲームの設定を考え付いた人間は頭がいかれている(いい意味で!)

このT,H,A,A,D,(テイク・ホールド・アン・エア・ドレス)を使うと、キャラクターは服とくつを脱ぎます。

そして、「下着とくつ下」だけの姿になるのです!靴は脱いでも、靴下を脱がせない制作者たちにはもはや脱帽です。強い「こだわり」を感じました。

 

 

更にこの下着の状態からS.O.D.(スクランブル・オーバー・ドライブ)を発動すると、全裸になります。その演出は、なんだか神々しい……。まるで女神だ!!

確かこれにも名前があってF.P.S.(ファイナル・パンツ・ストライク)といいます。

頭が悪くなりそうなネーミングですが、女の子が全裸(光や煙で大事な部分は隠れているよ!)で、固有の技を繰り出すシーンは、なんだかすごい。

男の子はみんな大好きなシーンに違いない!!

 

尋問特訓がさらにパワーアップ!

前作の尋問特訓もすごく攻めたゲームでしたが今回もすごいです。キャラクターにおしゃぶりを加えさせるシーンのカットインがあるので、他のアイテムにも固有のカットインがあるのでしょう。

おしゃぶりくわえるシーンは、なんだかすごくエッロッッ!と思いましたとさ。

 

ただ今回、尋問特訓用のアイテムがお値段高めです。銃やマテリアルよりもはるかに高額で最初の方では、気軽に購入する事は出来ません。

尋問特訓目当てであるならば、「バレットガールズファンタジア」は神ゲーと言えるでしょう。

本当にすごい進化しています。前作よりも高得点をとるのが難しいですがね。

 

ストーリーがちゃんと面白い

 

前作のバレットガールズ1・2は、それほどストーリーが面白いものではありませんでした。

1での伏線らしきものも2で回収したわけではありませんし、2では敵であるエルダ女学院のストーリーと本編につながりが無く、パラレルワールドのストーリーでした。

ストーリーよりもゲーム性がものすごく楽しかったので、あまりストーリーに魅力を感じてはいませんでした。

 

ですが、「バレットガールズファンタジア」のストーリーは前作よりもしっかりしていて面白いです。序盤しかプレイしていませんが、キャラクター達の個性が立っていて、世界観とストーリー展開に引き込まれるものがあります。

前作のあってないようなストーリーと違い、本作はストーリーに力を入れているのかもしれません。

どんな結末になるのか楽しみです。

 

バレットガールズファンタジアの攻略法

 

好きなキャラクターを選んで育てていくのがスムーズにゲームを勧めるポイントでと思います。

今作ではレベルアップという概念があり、アビリティを取得できます。HPもレベルアップすることで上昇しますし、レベルのあがった専用武器を手に入れるにもレベルアップが必要です。

 

武器のおすすめはアサルトライフルマシンガン。敵の多くが一直線にプレイヤーキャラに向かって突き進んできますので、連射性能が高い武器の方が有利です。

前作でまったく役に立たない武器の筆頭だったショットガンも、敵が湧き出てくるスポットの破壊に大活躍します。

 

逆に、前作で最強の武器であったバズーカは初期状態だと使いにくく、スナイパーライフルも前作ほど役に立つ武器ではありません。

敵が一直線に迫ってくる中、バズーカとスナイパーライフルの弾を込める時間は非常に無防備で危険です。

それとバズーカは、フレンドリーファイアをしていまいます。爆風の近くにバディ(味方キャラ)がいると服を消し飛ばしますし、大ダメージを与えてしまいます。気を付けましょう。

 

PSVITA版はバディを連れていると、処理落ちしてしまうので一人で攻略する方がストレスなく遊べるかもしれません。

カクツキに慣れるか、一人で戦うことに慣れるか、選択するべきでしょう。

 

バレットガールズファンタジア感想まとめ

 

前作バレットガールズ2の続編として遊ぶと、まったくゲーム性が違って落胆するかもしれません。

 

「バレットガールズファンタジア」は「バレットガールズ2」とは違ったゲームだと思ってプレイすると楽しく遊べます。

 

女の子たちのCGはかなり可愛く仕上がっています。新キャラたちも個性豊かで、姫騎士のシルヴィアが特にお気に入りです。

シルヴィアの尋問特訓はヤヴァイ……。男の子の熱いものが溢れてくるのを感じます。くっころモードはまだ見ていませんが楽しみです。

 

PSVITA版で処理落ちカクツキが気になる場合はバディのせいなので、改善のためには一人でステージをプレイした方がいいです。

 

これから「バレットガールズファンタジア」を購入しようかなと考えている方は、絶対にPS4版を買った方が楽しめると思います。

【PS4】バレットガールズ ファンタジア

PSVITAは、もう時代が終わるゲーム機なのでしょう。カクツキ、処理落ちが厳しいですし……。

アマゾンの評価もPS4版の評価は上々ですが、PSVITA版は散々な評価です。まぁ、わかります。定価で買ったゲームが処理落ちの激しいゲームではレビューに怒りをぶつけたくなりますよね。

 

ですが、「バレットガールズファンタジア」のストーリーは面白いですし、女の子たちがものすごくかわいい!

バレットガールズ2みたいなゲーム性を求めると拍子抜けですが、新たなバレットガールズだと思ってプレイするとなかなか楽しめます。

個人的にはバレットガールズ2の方が好きだったなぁ…。バレットガールズ2はPSVITAの名作です。

バレットガールズ2 – PS Vita

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