あなたは相談相手もおらず、ネットを見ながら「これからどうしよう……」と一人で悩んでいませんか。
ニートは一人で悩んでいるとネガティブな感情が、頭の中をぐるぐるするばかりで何もいい方向へは向かいません。
私はニートやっていた時、ひとりで悩んでいました。毎日「このままじゃいけない、どうにかしないと!でも、どうすればいいんだ?」と自問自答する日々。
一人で悩んでいた時期はなんの解決策も見出せませんでした。
しかし、日本には無料で就職相談に乗ってくれる公共サービスがちゃんとあるのです。しかも若い世代専用のサービスが!
それは若者専用のハローワーク、「ヤングキャリアセンター」と「サポートステーション」の二つ。
ニートは自己分析をしっかりやった後は、無料で使える公共サービスをどんどん活用するのが得策です。
職歴なしの30代でも相談にのってくれますし、どうやって就職先を見つければいいのだろうか、という的確なアドバイスをしてくれます。
普通のハローワークと違って職員に説教かまされる心配はありません。(普通のハローワークでは説教されました……。)
若い世代に特化したハローワークなので、人の気持ちを考えられる職員が多いように感じます。
相談員は有資格者で、いい加減なことを言わないちゃんとした人です。自分の悩みを相談すれば、話してよかったと気持ちが楽になります。(利用していた時は説教は全くありませんでした。)
無料で相談に乗ってくれるのですが、利用者が多いようで予約が1か月まちだったりと、結構時間がかかる場合があります。
そういう時は、ヤングキャリアセンターの無料講座を受講して、求人の探し方や履歴書の書き方を1から学びましょう。
若者ハローワークでニートは相談するべき
ハローワークの正式名称は「公共職業安定所」といいます。幅広い年齢のかたが利用するのは普通のハローワークです。
しかし、若い世代や職歴が浅い人に特化したハローワーク「ヤングキャリアセンター」というものが存在します。
若者ハローワークは45歳未満の正社員を目指す求職者を対象にした公共サービスです。
なので職歴が浅い、もしくは職歴なしのニートは若者専用のハローワークである「ヤングキャリアセンター」を利用することをおすすめします。
ヤングキャリアセンターのほかに、サポートステーションという場所もあって、こちらでも無料講座や無料の就職相談をしています。
サポートステーションはどちらかと言うと相談専門といった感じのサービスです。仕事のあっせんはしておらず、無料講座と無料の就職相談ができる場所だと思ってください。
あなたが住んでいる場所によって名称が違うかもしれませんが若者専用の就職相談ができる公共サービスが必ずあります。積極的に利用してみましょう。
とは言え、職歴なしで社会経験ゼロのニートが、他人に相談するのは少々ハードルが高いことでしょう。
ネットではハローワークで相談したら説教されたとかよく見ます。(私も普通のハローワークで説教かまされました)
ですが、ヤングキャリアセンターとサポートステーションでは説教されたことは一度もありません。
相談員の人は、しっかりと私の悩みを聞きいてくれました。
相談員の方は就職活動での悩みを聞いてくれるだけで、仕事のあっせんをしてくれるわけではありません。
1から10まで手取り足取り助けてくれるのではなく、悩みや不安を聞いて受け止めてくれる人だと考えてください。
ニートから社会復帰するには、自分の足で動き、頭を使って行動していくことが大事になります。
ひとりぼっちでの就職活動には不安と恐怖が常に付きまといます。
自分ではこの道が正しいと信じていても、暗闇の中をひとりで進んでいくのは難しいのです。
不安や恐怖は誰かに聞いてもらえるだけでも、だいぶ楽になります。
ニートの就職活動における相談相手として、ヤングキャリアセンターやサポートステーションを活用しましょう。
若者ハローワークならニートはお説教されない
私はニートのとき、はじめに普通のハローワークを利用しました。
まったく面接が上手くいかなくて、これからどうしようかと考え普通のハローワークを利用したのでした。
そのときは、社会復帰の足がかりとして職業訓練に参加できないかなと相談しに行きました。が、まだ若いのだから、どうのこうのと長々と説教かまされて、職業訓練に応募も出来ずに家路についた経験があります。
はっきり言って、納得できない話をする相手の説教ほど無駄なものはありません。
確かそのときは、「英語を勉強すれば……」どうのこうのと、言われ「はぁ、そうなんですかぁ」と無気力に対応していました。
誰でも思いつきそうな説教かまされ、的確なアドバイスがあるわけでもなく、本当に時間の無駄でした。
ハローワークに行く前の「よし!行くぞ!」という気合もどこかへ消えてしまいました。
せっかくやる気を出しても、無益な説教にさらされると気力が萎えてしまいます。
若い世代や職歴なしのニートは普通のハローワークを使わずに、若者ハローワークである「ヤングキャリアセンター」を利用してください。
就職の相談や悩みを聞いて欲しいならサポートステーションも利用しましょう。
ヤングキャリアセンターやサポートステーションで説教をされたことは一度もありません。
対応する相手との相性にもよりますが、普通のハローワークよりはハズレを引く確率は低いと言えます。
ニートが社会復帰するにはやる気がとても大事です。
わかり切った説教をされると気力がごっそりと削られるので、普通のハローワークを使わずに若者ハローワークである「ヤングキャリアセンター」を利用しましょう。
若者ハローワークには、どんな無料サービスがあるのか
若者ハローワークは求人探しや無料講座、無料相談など様々なことを行えます。
だいたい初めての利用の際に、適職診断をやると思うので参考程度に自分の適職を理解しておきましょう。
職歴のないニートであるならば、いきなり求人を探したりせずに無料講座を受講してください。
とくに履歴書の書き方講座と求人の探し方講座があるはずなので受講しましょう。
どの講座を受講してもそれは、あなたの自由です。しかし、ロールプレイングのある講座をしょっぱなで受講するのはおすすめできません。
ようは、面接練習講座とかですね。面接練習の講座では、となりの席の人と自己紹介をしたり、自己PRや志望動機の練習をやったりします。
引きこもり気味のニートにはいきなりハードルの高い講座なので、いきなりそういった講座を受講するのはやめた方が無難です。
座学のみの講座を受講しつつ、最終的にはロールプレイング有の面接練習講座を受講しましょう。
無料講座の受講は基本的に予約制です。
予約がいっぱいだと受講できない場合もあるので、良さそうな講座を見つけたら受講の予約をしておきましょう。
さらに、相談員との就職相談の予約も取りましょう。就職相談は予約が常にいっぱいなので2~3週間くらい後の日しか予約が取れないなんてことは良くあります。
都合のいい日に予約をとっておき、どんな相談をしようかを事前に考えておきましょう。
漠然とした状態ですと、相談時間を無駄にしていまいます。あらかじめ相談内容を考えておくことが、賢い利用方法だと言えます。
エージェントにも相談してみよう
ヤングキャリアセンターで無料講座を一通り受講した後は、求人への応募に移るかと思います。
ですが、ヤングキャリアセンターの求人は、結局ハローワークと同じものです。未経験の若者や職歴なしのニートを積極的に採用してくれる会社ばかりではありません。
なので、求人を毎日見るのはおすすめしますが、応募は少し待った方がいいでしょう。
ハローワークの求人を毎日見ていると、「あ、この会社また求人出してる……」というブラック臭のする会社を発見することが出来ます。
ニートはブラック企業に引っかかると世の中にたいして絶望しかねません。求人への応募は慎重に行ってください。
職歴なしのニートを雇ってくれる求人を探すには「就職エージェント」を利用するのも一つの手です。
私が利用してよかったのは「いい就職ドットコム」という就職エージェント。
職歴なしのニートを雇ってくれる求人を紹介してくれますし、エージェント経由なので面接まで行けることがほとんどです。
自分だけで求人に応募すると結構な頻度で書類審査のみで落とされることになります。
面接での経験を積みたくとも、面接までたどり着けないなんてことはざらです。
ニートは面接を突破するには、面接での経験を蓄えなければなりません。それをサポートしてくれるのが就職エージェント。
しかも、面接で聞かれるであろう質問を事前に教えてくれたり、模擬面接をしてくれたりと就職までのサポートを積極的に行ってくれます。
ただ、就職エージェントの担当者との相性が悪かったり、人の話をまったく聞いてくれない担当者に当たる場合もあるので、その場合は担当を変えてもらいましょう。
あなたが就職することが最優先事項であり、相手に申し訳ないとか遠慮する必要はありません。
ニートが就職するには使えるものは積極的に活用していく姿勢が大事です。
就職エージェントの「いい就職ドットコム」はあなたの就職をサポートしてくれる心強い味方になります。
どんな就職エージェントを利用するのもあなたの自由です。ですが、私が利用した中で「一番質のいい担当者」に出会えたのはこの「いい就職ドットコム」なので、はじめて就職エージェントを利用するのであればここが一番のおすすめです。
若者ハローワークでニートは相談をしよう。まとめ
職歴がなくて就職活動に二の足を踏んでいるニートは、無料で使える公共サービスを利用してください。
若者ハローワークの「ヤングキャリアセンター」と就職相談に乗ってくれる「サポートステーション」の二つは絶対に利用すべき公共サービスです。
無料の講座を受講して知識を蓄え、就職活動への不安を相談員に話してみてください。
焦らずに少しずつ進んでいけばいいのです。
若者ハローワークを利用する前に、自己分析ができる無料のネットサービスを試してください。
あなたの良いところを診断して、自己PRや志望動機に使えるような文章を提示してくれます。
大手のリクナビが提供しているため、診断結果は実際の就職面接で使えそうな文章が多いです。
そのまま利用するというよりも、一部抜粋したり書き換えて使うと自己PRと志望動機の説得力が増します。
質問数がかなり多いので、集中できる時間帯にやるとより的確な診断結果を得られるでしょう。
無料で使える性格診断で「グッドポイント診断」ほど有用なものはありません。
就職先を見つけるには自分の事を誰よりも理解しておくことは必須です。利用しないと就職から一歩遠ざかると言っても過言ではありません。
いつまで無料で使えるか分かりませんので、無料のうちに活用してみてください。
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