引きこもりのニートが社会復帰を考えるときに、一番の障害は「面接で人と会話しなければならない」という点です。
引きこもりニートは対人恐怖症ぎみであるため、相手に積極的に質問されたり、緊張感のある空間で他人と一緒にいることが苦痛で仕方ない。
引きこもりニートの大半は、面接がなければ働いてもいいと考えているはずです。私がそうでした。
面接に対する漠然とした恐怖感と、人生の中で対人関係での上手くいかなさ。
それらが心の中でネガティブな精神を作り上げ、社会復帰への一歩が踏み出せない、勇気が湧かない。
そんな状態から脱出するにはどうしたらいいのかを紹介したい。
結論を先に言ってしまうと、「経験を積むしかない!」という部分に着地します。
ですが、人との接点を増やして対人恐怖を和らげるには、接する人間をちゃんと選ばなければなりません。
世の中には困っている人間を食い物にする悪魔のような人間がうじゃうじゃいます。
私は、とある三流転職エージェントを利用したら、わけわからんブラック企業に入社させられそうになりました。
そうならないためにも、ちゃんとした人間との対話を通して社会への復帰をあなたには目指してほしい。
対人での恐怖感の払しょくには経験が大事。
それと同様に、関わる人間の質も大事なのです。
引きこもりニート、対人恐怖の克服には経験を積むしかない
引きこもりのニートが対人での恐怖を克服するには経験を積んでいくしかありません。
この記事を読んでいるということは、少なからず対人恐怖を克服して社会復帰したいと考えていることでしょう。
そんなあなたに、引きこもりのニートだった私が忠告します。
「焦るな、下手に出るな、自分を安売りするな」
対人恐怖を克服したいなら絶対に上記の事を覚えておいてください。
転職エージェントや就職関係のサービスを利用するときに大事なことです。
焦ったり、へりくだったり、自分を安売りしたりすると、あなたを利用して金儲けしようと考えるゲスな人間が近づいてきます。
要は弱気な人を食い物にしようと寄ってくるのです。
たいてい笑顔を見せながら、「私はあなたの味方です。一緒に頑張りましょう!」というように口先だけは聞こえのいい言葉を垂れ流します。
そいつらは最初だけ味方のふりをします。ですが、途中からあなたを誘導する発言ばかりしだし、あなたの話を一切聞かなくなります。
相手が話を聞いてくれない、要望を聞いてくれないと少しでも不信感を覚えたら、相手と縁を切る準備をしましょう。
世の中には関りにならなければよかったと思える人間がごまんといます。
対人経験を積み重ねていくとそういった人を見抜く目が養われますが、社会経験の無い引きこもりのニートに見破るのは難しいことです。
だから、「焦るな、下手に出るな、自分を安売りするな」という言葉を心の中にとどめて欲しい。
対人恐怖を克服して、社会復帰するには対人経験を積むことが必要不可欠です。
ですが、社会には困っている人間、弱気な人間を利用しようとする輩がたくさんいます。
その人たちの口車に乗せられないためにも、自分の意志を強く持ってください。
あなた自身が、自分の長所や短所を知らない、分からないという場合は以下の性格診断を受けてください。もちろん無料で利用できるサービスです。
対人恐怖の克服には、あなた自身が自分の意志を理解することが大事。
そうすれば、対人経験をつむなかで自分を見失ってしまったり、他人にいいように使われたりする危険性が減ります。
引きこもりのニートが対人恐怖を克服するのにうってつけなのが公共サービスです。
ハローワークだと説教かまされる場合がありますので、若者専用のハローワークである「ヤングキャリアセンター」と「サポートステーション」を利用してください。
ここであれば、上から目線の説教をされる心配はありません。
有資格者のプロが相談にのってくれるので、自分の現状や不安に思っていることなどを積極的に相談しましょう。
無料で相談にのってくれますが、利用者が結構な数いるので予約が必須です。だいたい2~3週間くらい後まで待たされます。
なにを相談しようかを、事前に準備することで有益な時間を過ごせるでしょう。
自分の話をしっかりと聞いてくれる人に相談をすることで、だいぶ心が軽くなります。
「ヤングキャリアセンター」と「サポートステーション」の相談員はあなたの話を丁寧に聞いてくれます。
質の悪い人間だとあなたの話を最後まで聞かずに、狭い視野と見識で話を遮ることがしばしば。
引きこもりのニートが相談相手に選ぶべきは、なるべくあなたの話を聞いてくれる人です。
人との接触を通して対人恐怖を克服していくために、無料で使える公共サービスを積極的に利用しましょう。
無料で利用できるサービスを活用していこう
引きこもりのニートが人に対する恐怖心を克服するには、積極的に人と接する必要があります。
面接を通して場慣れしていくのがいい方法です。しかし、面接官の中には人の気持ちを平気で踏みにじるタイプの人間がおり、そんな人間に出会うかどうかは運まかせな部分があります。
万が一にも嫌な性格の面接官にあたってしまい、人の心を傷つける言葉を浴びせられたら、さらに人に対する恐怖心が高まってしまうでしょう。
そこで、引きこもりのニートにおすすめしたいのが転職エージェントを利用してみることです。
ちゃんとした転職エージェントのコンサルタントであれば、あなたの話を親身になって聞いてくれます。
企業側も求職者を紹介してくれる転職エージェントに配慮するため、面接で嫌な質問をしたり、あなたを馬鹿にしたような質問をすることはありません。
面接までのサポートを手厚くしてくれますので、安心して企業面接を受けられるのです。
私が引きこもりのニート時代に利用してよかったのは「いい就職ドットコム」
ここの転職コンサルタントはしっかりと話をきいてくれますし、面接までのサポートがしっかりしています。
紹介してくれる企業もちゃんとしたところばかりで、ブラックな会社は事前にはじいてくれているそうです。
引きこもりのニートが恐怖心を克服するには、とにかく人と接することが重要です。
転職エージェントなどの無料で使えるサービスを利用して、対人経験を高めて恐怖心を克服していきましょう。
ニートの対人恐怖は経験で改善します
上記以外にも服屋の店員との立ち話をしたり、コンビニ店員とちょっとした世間話をしたり、地域の催しの手伝いをしたり、人と積極的に関わってみてください。
引きこもりのニートが人にたいして恐怖心を抱くのは、他人を得体の知れないもの、自分に害を与えるものという漠然とした恐怖心を持っているからです。
人への恐怖心が、かなり進んだ対人恐怖症レベルになってしまっている場合は病院に行くべきです。
ですが、ほとんどの引きこもりのニートはそうではないはずです。
「人に対する恐怖心」が「行動する勇気」よりも大きいため、社会に復帰するための行動がとれないのです。
それは私もよくわかります。面接で散々な目にあわされたり、他人に雑な扱いをされて嫌な思いをしたりしてきたため、同じような目にまた合うのではないかという恐怖心を持っていました。
ですが、世の中はそこまで「嫌な奴」まみれではありません。
確かに、運が悪いとクソみたいな連中と出会うことがありますが、毎回そうではないのです。
引きこもりのニートは一度あった嫌なことが、毎回起こるのではないかという恐怖に支配されています。
心が同じような嫌な思いをしたくないから、行動しない理由づけをしているだけです。
あなたを守るために心が行動にブレーキをかけてしまっているのです。
そのブレーキを外すには、対人経験を多く積んで嫌な人間ばかりではないと体で理解しないといけません。
引きこもりのニートが対人恐怖を克服するには、対人経験の蓄積が鍵になります。
たくさんに人間と触れ合うことで、恐怖心がうすれ徐々に改善へと向かっていくのです。
ニート対人恐怖の克服には経験を積むしかない、まとめ
引きこもりのニートが対人恐怖を克服するには対人経験を積むことが大事です。
無料で使える公共サービスや転職エージェント、会社の採用面接など、数をこなしていけば少しずつ恐怖心は薄れていきます。
最初はつらいでしょうが、数をこなすとだんだんと慣れていきます。
引きこもりのニートが対人恐怖を克服して社会復帰を果たすためにも、少しずつでいいので人と関わろうと行動してみてください。
世の中は「嫌な奴」だらけではありません。
確かに、嫌なことを平気でいう人間や、人の気持ちを踏みにじる人間はいます。
ですが、それがすべてではありません。
まぁいい人間ばかりでもありませんが、ましな人間は多くいるのです。
嫌な奴というのは弱気な人間、困っている人のもとに近づいてきます。
顔が弱気に見えて、実際に意志の弱い引きこもりのニートなんて格好の獲物なのは明白でしょう。
だから「焦るな、下手に出るな、自分を安売りするな」という言葉を思い出してください。
あなたに嫌なめを見せる人間は弱気な奴を徹底的にいじめるか、利用してやろうと目を光らせています。
そんなクズどもに目を付けられては、ますます対人恐怖が酷くなってしまいかねません。
自分の意志を強く持って、出来るだけ明るくふるまいましょう。
そうすれば嫌な連中を突っぱねることが出来ます。
意志を強く持つのも、明るくふるまうのも、あなた自身を理解していないと上手くできません。
なので無料の性格診断をやってみて、あなたの長所短所を知ってください。
自分を知ることが対人恐怖を克服するための第一歩です。
やるかどうかは、あなたの自由にしてください。ですが、恐怖を克服するのに自分を理解しようとしない人間はいません。
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