ひきこもりのニートが一歩をなかなか踏み出せないのは社会経験の少なさのせいです。
面接が怖いとか、働くのが怖いという考えは、対人経験を積むことでふっしょくできます。
私もニートを脱出する前は、面接がこわくてこわくてしょうがなかった。
ですが、対人経験を積んでから面接に挑めば「こんなもんか!」と思えるようになります。
怖いのは社会経験が少ないせいであり、人と関わる経験、対人経験のすくなさのせいなのです。
対人経験を積むには面接を受けまくるのが手っ取り早い方法なのですが、「面接はこわい!」ひきこもりのニートだと面接に挑戦する勇気がなかなかわかないのです。わかります。
ですので、無料で利用できるサービスを利用して対人経験を積むことをおすすめしたいと思います。
無料ですから、使ってみてダメだったら利用をやめてしまえばいいのです。
対人経験を積むにはどうすればいいのか
無料で使えるものは全部使ってみる。これに限ります。
つまりは、ヤングキャリアセンターやサポートステーション、転職エージェントを利用するということです。
しかし、転職エージェントの中には、あなたの事をくいものにすることしか考えていない会社もあります。
悪質なコンサルタントは、利用者にたいしてネガティブなワードを投げかけて行動をおこさせようとします。
「あなたの年齢だとここで決めないと後がないですよ」
「あなたが受けられる求人はあまり多くはありません。この求人を逃すとチャンスが無くなりますよ!」
利用者の事を焦らせたり、不安を感じさせたり、とにかく話していて気分が悪くなるような人たちでした。
そういった、ひきこもりのニートが抱える不安に付け込む輩もいます。嫌な人間だなと思ったら、速攻で縁切りする覚悟を決めてください。だらだらと関わって、泣きをみるのはあなたですから。
なんだか嫌だなぁと思うような人間といっしょにいても、いい結果なんてついてきません。
対人経験を積める転職エージェント
私が利用してみて、まともな担当者に当たったのは「いい就職.com」「マイナビエージェント」「ウズキャリ既卒」の三つ。
この3つの転職エージェントは、担当になった人がまともな人たちでよかったです。
しっかり話を聞いてくれましたし、アドバイスも「なるほど!」と参考になるものでした。けっして、強引に就職させようとしてこないあたりに感動を覚えたほどです。
対面で話してみて見下されている感じがしなかったのもよかった。そのへんの違いは、転職コンサルタントととしての「プロ意識」があるのか、ないのかの違いでしょう。
悪質なエージェントでは、あからさまに見下した態度をとられましたから……。
はじめての転職エージェントの場合は「いい就職.com」がおすすめ。
就職活動に行き詰ったら、まずは「いい就職アドバイザー」に相談してみよう!
ここは求人内容がいいですし、担当もせかせかしていなくて余裕がある感じの人で良かった。
三十代が違い人は「マイナビエージェント」の方がおすすめ。
大手は人間としての対応力の違いがまざまざと感じられて、三流転職エージェントとの格の違いを感じました。連絡も早くて感心しました。
面接がだいの苦手!という人は「ウズキャリ既卒」がおすすめです。
ここは、なんと10時間以上も面接練習に付き合ってくれます。これがかなり助かる。面接練習してくれるところはあまりないので利用して損はありません。
転職エージェントを使う場合の注意点
転職エージェントを利用する際の注意点として覚えておいて欲しいことがあります。
それは、「他人は、あなたの全面的な見方ではない!」ということです。
結局は営利組織ですから、あなたのことをちょうどいいカモだ。と思ったら簡単に入社できるブラック企業に押し込もうとするかもしれません。
そうならないように、自分の考えをしっかりもってください。
自分はこういう仕事がやりたいんだ、みたいな自分の中の譲れないこだわりを明確にしておきましょう。
自分の考えをしっかり言葉にするために、5回ほど「なぜ、なぜ?」と自問してみてください。
担当コンサルタントに見切りをつける基準
悪質な転職エージェントでは、「なぜ、なぜ?」と言葉に詰まるまで質問攻めにしてきます。
質問に答えられなくなったら、「それでは、その仕事は向いていないかもしれませんね」と言って、コンサルタントが進めたい方向へ話を誘導していきます。
最終的には簡単に入社できる「特定派遣の正社員」に誘導されることでしょう。私はそれをやられて、かなり精神的に参ってしまいました。
相手の質問に答えるというのは体力を使う作業です。一生懸命に質問の答えを考え出して発言しても、その発言をもとに、また「なぜ、なぜ?」と聞き返され続けました。
この時、コンサルタントは質問の答えをちゃんと聞いているのではありません。私をある方向に誘導するためだけに質問を繰り返していたのです。
ようは言葉に詰まるのを待っていただけだった。そういうことです。
いくら真剣に考え質問に答えても、相手は聞き流しているだけ。これほど意味の無い時間はありません。
相手が話をまったく聞いていないのは、私が質問をしてみて明らかになりました。
ついさっき話した内容にそった質問だったというのに、とんちんかんな答えをよこしてきたのです。
もし、あなたが担当のコンサルタントに不信感を抱いたら、話を聞いていたら分かるであろう質問をぶつけてみてください。
答えられなければ「聞いているフリをしているだけ」です。速攻で縁を切るか担当者を変えてもらいましょう。
企業からもらえる報酬のことしか念頭にない悪質な転職コンサルタントと関わっても碌なことにはなりません。
見切りをつける基準として覚えておいてください。
対人経験を積む方法まとめ
対人経験を積まなければ、ひきこもりのニートが活路を見出すことはできません。
とにかく、無料で使えるものは、どんどん利用してください。
利用してみて「ダメだ、あわない……。」と思ったら、さっさと縁を切って次を利用すればいいのです。
合わない人間、嫌な人間、報酬のことしか頭にないコンサルタント。
そういった類の人間はさっさと見切りをつけるに限ります。だらだら関係を保とうとしても碌なことにはなりません。
最終的には自分の力で探した仕事が一番しっくりくるものです。私がそうでしたから。
転職エージェントなどは対人経験を積むための使い捨ての道具くらいに考えましょう。
私が使って嫌な目を見なかったのは次の3つの転職エージェントです。
日本の若者の就職応援サイト「いい就職.com」
マイナビエージェント
ウズキャリ既卒
ひきこもりのニートは「転職エージェントを利用すれば自分も正社員になれる!」なんて考えないでください。
相手に頼ろうとすると、そこに付け込まれて利用されかねません。
あくまで「対人経験を積むため」と考えてください。転職エージェントで良い求人に巡り合えたら積極的にがんばりましょう。チャンスはいつやってくるのか分かりません。
チャンスは自分でつかむもの。誰かにおんぶに抱っこではつかめないのです。おしまいっ。
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