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職歴なしニートが面接の恐怖に打ち勝つ方法。自分の恐怖心と向き合うのが大事。

ひきこもりニートの社会復帰

 

職歴なしのニートが面接の恐怖に打ち勝つにはまず、自分の恐怖の元と向き合わなければなりません。

 

どんなことに関して恐怖を感じるのか、それをはっきりとさせることが面接に挑む気持ちの整理につながります。

 

まずは、私の中の恐怖心について振り返りたいと思います。

 

私の恐怖心の根源

私は大学を卒業してから、実に7年間もの間ニートでした。

「新卒の際に就職活動をちゃんとやらなかったせいだろ!自業自得だ!」と言われればその通り。

 

新卒の際の面接で「いらない人間」呼ばわりされ、履歴書をぐちゃぐちゃにされた状態で返されたあの時から、面接が怖くて怖くて立ち上がれなくなってしまったのです。

 

リーマンショック後の企業の態度は酷いものでした。質問のメールをすれば、面接の応募締め切り後に返信してきたり、面接後の結果の報告はそもそもしてこなかったり、まぁその辺は今も変わらないのかな…。

 

社会と言うものをよく知らない大学生たちが、大人たちの汚いやり方の洗礼を受けることになる。それが就活と言うものなのでしょう。

 

嘘をついてはいけません、時間に遅れてはいけません、連絡を怠ってはいけません。大人がやってはいけないことだぞと、子供に言うことを、就活では企業側にやられることになる。それが私の就職活動でした。

 

特に感じたのは面接での面接官の態度や、質問の内容も散々なものが多いということです。

集団面接の中でセクハラまがいの質問をするジジィを普通に見かけましたし、横柄な態度で就活生が今までやってきたことを全否定する面接官にもよく出会いました。面接中にたばこをふかすのと、意味の分からない場面で怒鳴りだすのはやめて欲しかったのを覚えています。

 

大学の仲間たちも企業側の驕った態度に不信感を持ったという話を良く聞きました。私自身も面接の質問内容に眉を顰めることが多くあったので、どこも同じなのかなぁと苦い気分になりました。

プライベートな内容に深く関わる部分を、へらへらした態度で聞いてくる。こちらは真剣なのに、面接する側はお遊びかと思える態度。

 

あの就職氷河期の時代は、

「人間っていうのはここまで、人の気持ちを踏みにじるものなのか…。」

と思う場面に事欠かない時代でした。

 

「君はウチにはいらないな、他でもいらない人間だと思うよ、君は。」

 

そうある企業に面と向かって言われました。その後も人格否定をされ、あわあわと何も言い返せませんでした。

衝撃的でした。グサリと心に突き刺さりました。その場では泣きはしませんでしたが、それから数日間なにもする気が起きませんでした。人間あまりにびっくりすると、頭が何も考えられなくなってしまうのですね。

 

数日間は茫然自失の状態でした。いい大人が、なぜ赤の他人にそこまでの暴言を吐くのだろうか、何の得があって人格を否定して、いらない人間呼ばわりをするのだろうか。

 

その後、ぐちゃぐちゃにされた後がある履歴書が郵送されてきました。さすがに泣きました。一度しかあっていない人間にそこまでの事をされる筋合いないだろうと、悔しい気持ちの行き場がありませんでした。

 

これが7年もの間ニートに甘んじてしまった私の恐怖の起点です。人からすれば、その程度のことかと思われることでも、体験した自分とでは受け止める衝撃が違います。

 

ですがあの時、腐ってしまうのではなく、自分自身の恐怖心をじっくりと分析して、周りに対する意固地な決めつけグセを治していれば、もっと早い段階で普通の人間として、社会に溶け込めていたのかもしれません。

 

面接が怖いと思うのであれば、何に対して恐怖心を持っているのかを、過去を振り返りながら分析してみてください。

 

職歴なしニートが立ち上がるためには

職歴なしのニートの中には、働きたくても面接が怖くて踏ん切りがつかない。そういう人たちが、たくさんいるかと思います。

職歴なしの上、ニートを長くやっていたって、心の中では働きたい、働かなくちゃと考えているのではないですか?

ですが、それを押しつぶすほどに、面接に対する恐怖心が居座っていて、行動に移せないのでしょう。

その恐怖心の原因を分析してみてください。この言葉は大嫌いなのですが、これも「自己分析」というヤツです。

 

己を知ることが、行動を起こすための起点となります。形の定まらない恐怖心よりも、何に恐怖を感じるのかを明確に認識してしまえば、立ち向かう勇気もわいてきます。

 

お化けの正体だって、よくよく見てみれば、ただの白い布だったりするものです。恐怖心から逃げ回っているうちに、恐怖心と言うお化けが大きく成長してしまったのです。

 

まずは、自分の面接に対する恐怖心、就職に関する恐怖心、そういった怖いと思う原因を明確にしていきましょう。それらの恐怖はただの決めつけかもしれません。

 

いや、実際のところ、私の場合は100パーセント決めつけでした。

 

面接に意を決して挑んでみたら、思っていたよりもひどいことは言われなかったのです。面接中に言葉に詰まるのが怖ければ、練習を積み重ねてみてください。

一人面接練習のやり方

一人でできる面接練習を繰り返すことで、場慣れして本番の面接でも案外うまく乗り切れるようになります。

 

面接で何を聞かれるのか分からないという場合はこちらの記事を参考にしてください。

面接で聞かれる質問総まとめ

 

職歴なしニートが面接の恐怖に打ち勝つ方法まとめ

結局の所、自分を見つめなおすことが大事だということです。

何に恐怖心を抱いているのか、何が不安なのかそういったことを明確にしていきましょう。

頭の中で考えるのではなく、ノートなどに文字として書き起こして分析してみてください。

 

自分が想定している嫌なことや、不安なことが面接で起きるとは限りません。一度や二度あったことが、永久に起こり続けるわけではないのです。

 

「またあの時みたいな、嫌なことが起きるかもしれない」と疑心暗鬼になるのは単なる決めつけです。

 

私の場合は、運が悪い時期がたまたま重なっただけ。その後の面接では、同じような場面に出くわすことはありませんでした。

企業もTwitterとかFacebookとかを警戒して、驕った面接が出来なくなってきたのかもしれません。

 

それでも、面接に挑むというのは嫌な緊張感が伴うものです。

心臓が早鐘のように鳴り響き、胃がキリキリと痛む。頭で大丈夫だと言い聞かせても、体の方はなかなか思うようにはいきません。

そういった時はエゾウコギ粒というサプリを飲んでみてください。

面接に赴く前に4粒ほど飲むと、心臓のドキドキや嫌な緊張感が緩和されるのを感じます。

まぁ、プラシーボ効果かもしれません。ですが、こういったサプリは自分自身に暗示を掛けながら使用すると結構効いているのを実感するものです。

私は使った時と使わなかった時の、緊張の度合いが違うと感じているので、本当に効いていると感じています。

どうしても面接で緊張してしまうんだ、動悸が激しくなってしまうんだという方は、ぜひ試してみてください。

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