ひきこもりのニートは総じて自己評価が低い傾向にあります。
私もそうでした。
自分自身に対する低い自己評価は今までの人生の経験から獲得してしまった特性であり、すぐさま明日から変えられるものではありません。
毎日の積み重ねによって、少しずつ改善していくしか方法はないのです。
自分に対する評価、自己肯定感が低い人間は、何か行動を起こす前にいろいろとネガティブなことを考えてしまい、結局行動に移れない。そんな経験がありませんか?
ひきこもりのニートが社会復帰するためには、どうあっても自己評価、自己肯定感を上げていくしかありません。
そうしなければ、面接に挑むことも、仕事を獲得することもままなりません。
といっても、やり方は本当に簡単。今日からでも、今すぐにでもやれることなので試してください。
やり方は3ステップだけです。それを毎日繰り返すこと。
必要なものは紙、ノートだけです。あと筆記具。
一番使い勝手がいいのは手帳とか日記帳です。毎日やる必要があるので日付が分かるものが使いやすい。
私が使っているものは日記帳や手帳ではありませんが、これがおすすめ。
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個人的にはこれが安くて、日記やメモだと分かりにくい見た目で好きな商品。
では、自信の無い引きこもりニートが、自己評価を上げる方法「3ステップ」を見ていきましょう。
1日のはじめに簡単な目標を立てる
その日の朝、日記帳などに簡単に達成可能な目標を書き込んでください。
日常で当たり前にやることを目標にしてもかまいません。例えば「食事の後に歯を磨く」とか「お昼ご飯を食べる」だとかでいいのです。
その目標が達成出来たら、書き込んだ目標に赤ペンで〇をつける。これを毎日続けてください。
目標は2つくらいで、書いた目標通りに実行出来たら〇をつけつつ、自分をほめましょう。
「よくやった!」「やればできるじゃないか!」
声に出して自分をほめて上げることでさらに効果が高くなります。最初は気恥ずかしいかもしれませんが、1か月もやり続ければ着実に自己肯定感、自分への自信がつきますのでやってみてください。
そんなことでいいのか?そんなことやっても意味ないだろ、なんて考えてしまっているネガティブな人間こそやるべき行動です。
常に物事を懐疑的に見て、行動しない理由探しをしているようでは、一向に自己肯定感と自信はつきません。
ひとまずやってみる!
その精神が、行動が、あなたを助けることになるのです。
自分をほめる習慣をつける
あなたは自分の事をしっかりと褒めていますか?
自己肯定感が低くて、自信の無い人間は、自分で自分をほめることがほとんどありません。
あなたの周りにいる人たちが、常にあなたのことをほめたたえて、甘やかしてくれるならばいいのですが、現実ではそんなことほぼないでしょう。
実生活の中で、褒められることが無いからこそ、自分にたいして自信がつかない。
ほとんどの人間は褒められて伸びます。あなたもそうです。
根っこの性格がネガティブだと、なおさら自分で自分をほめることはありません。私がそうだから分かります。
出来なかったことや、失敗したことに関してはガンガン自分を責めるのに、何か成功しても褒めたりしないのではありませんか?
それがよくない!褒めろ!自分を!
斜に構えて、こんな簡単なこと出来て当然だろ。みたいに考えて、ハードルを上げてはいけない。
もし上げすぎたハードルに引っかかって転んでしまったら、出来なかった自分を責め立ててしまうことになる。
ネガティブな人間というのはとにかく自分に甘くない。甘くないからこそ、自分をほめない。自分をほめる習慣が無いからこそ自己肯定感が低く、自分に自信が持てない。
あなたの最大の味方はあなた自身なのです。自分をほめる習慣をつけてください。
なにか簡単なことをクリアしたときや、行動を起こしたときは、自分の事を大げさなくらいに褒める。声に出して自分に認識させることが大事です。
ネガティブな人間は失敗したら自分を責めたり、不運を恨んだりします。ですが、今日から失敗したとしても、運が無かったとしても自分をほめてあげましょう。
そうすれば、少しずつポジティブに物事を考えられるようになりますし、自分にたいして自信もついてきます。
自分を責めるネガティブな習慣をやめて、自分をほめるポジティブな習慣を付ければ、少しずつ自己肯定感が高まっていき自信をもって行動できるようになります。
ネガティブな言葉を自分に言わない&思わない
自己肯定感や自分への自信がない人間は、実生活で褒めてもらえることが少なかった。だから自分を「ダメな人間だ」「必要のない人間だ」なんてネガティブな言葉で自分を責め立ててしまう。
やめましょう。自分を責めるのは。
自分に対するネガティブな言葉は自信を打ち砕き、自己肯定感を低くしていきます。
ネガティブな人間に限って毎日毎日、あきもせずに自分を責め立てるような言葉を吐いてしまう。
自分を責めても、なんにも良いことなんてありません。誰かの同情を誘いたいのなら諦めてください。誰もネガティブな人間に同情なんてしません。
むしろネガティブな発言をする人の周りから、さっさといなくなってしまうことでしょう。
皆、辛気臭い人間と一緒にいたいなんて思いませんからね。
自分に対するネガティブな言葉は、自分を傷つけるだけでなんの益にもなりません。今すぐにやめましょう。
私は自分をネガティブな言葉で責めることが癖になってしまい。考え方を変えるのに苦労しました。
ひきこもりのニート時代は常に自分をネガティブな言葉で責め立てて、その言葉で気持ちが落ちていました。
正に負のスパイラルに陥っていたのです。
これを改善するには、ネガティブな事を考えそうになったら他の事に考えをそらすに限ります。
テレビを付けて下らないニュースやバラエティー番組に声を出してツッコミを入れたり、楽しいと思うことをやって気を別の方向へとそらす。
頭にネガティブな事を考える余裕を与えないことが一番の解決策です。
手っ取り早いのは「小難しい本を音読する事」だと感じています。
頭を別の事に集中させることでネガティブな考えを出来なくしてしまうというやり方。
自分に対するネガティブな言葉、考えは百害あって一利なし。
無駄以外のなにものでもありません。
自分を否定することは自身の喪失につながり、自己肯定感をどん底へと落としてしまいます。
新しい一歩を踏み出すときや、新しい行動をとろうとするときの足かせになってしまうので、ひきこもりのニートはネガティブな考えをしないように気を付けてください。
ネガティブな考えで自分を責めることをやめないと、なかなか社会復帰への機会を掴むことは出来ません。
ネガティブに考えずに、自分にたいしてポジティブなことを言い聞かせてあげましょう。
それが自分を肯定することになり、行動を起こすための自信につながるのです。
自信の無い引きこもりニートが自己評価を上げる方法まとめ
以上の3ステップが、自信の無い引きこもりニートが自己評価を上げる方法です。
・自分をほめる習慣をつける
・ネガティブな言葉を自分に言わない&思わない
これは毎日やってほしいことです。毎日やることで着実に自信がつきます。そして、自己評価を上げることにつながります。
自分の事をポジティブにとらえて自己肯定感を上げること。そうすることで、行動力のみなもとである自信をつけて、社会復帰へとつなげることが出来ます。
以前の私は自分に自信が無く、面接でも暗かった。そのせいでなかなか良い結果がでませんでした。
そこで、私は上記の3ステップを毎日続けて、少しずつ自信を付けていきました。自己評価が上がったことで、面接でも明るくふるまえるようになり、やっと社会復帰することができました。
自己評価を上げることで、面接での自信につながり、ハキハキと前を向いて受け答えができるようになります。
ただ、少し時間はかかります。1か月もすればだいぶ良くなりますので試してください。もちろん、やるか、やらないかはあなたの自由です。
ひきこもりのニートから脱出したいという意思があるのであれば、きっといい結果に結びつくことでしょう。
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