なかなか面接が上手くいかなくて、自分には社会復帰は無理かもしれないと悩んでいませんか?
もしくは、まだ面接を受けていなくて、二の足を踏んではいませんか?
私も面接が上手くいかなくてずっと思い悩んでいたので不安になる気持ちが分かります。なかなか行動に移せず、不安だけが心の中にくすぶっている感覚も分かります。
そんなときは「笑顔の練習」をすることで、面接突破への糸口をつかむことが出来ます。
ニートが面接を突破するには第一印象が大事だという事はご存知でしょうか。
面接官になった気持ちで考えてみてください。面接にやってきた相手が、無表情で椅子に座って質問にも無表情で答えていたら印象は良くないと思いませんか。
人間は相手が無表情だと何を考えているのかつかめずに、警戒心を高めてしまいます。逆に、笑顔の相手には警戒心がとけて好印象を与えることが出来るのです。
「ニートが面接を突破して社会復帰するには、笑顔が一番大事」
笑顔を作って面接に挑むことで、以前はまったくと言っていいほどに結果が出なかった私も、面接を突破することができるようになりました。
実際、話の内容よりも話している最中の印象のほうが大事なんだなぁと何度か面接を受けてみると実感できます。
初対面の相手の印象を良くするには笑顔での受け答えがまず大事なのです。
それでは、無表情なニートでも簡単に出来る笑顔の作り方をお教えしたいと思います。
笑顔が苦手でも出来る、笑顔の作り方
笑顔が苦手という人は結構います。ニートなら、なおさら人前で笑うことなんて無いのでうまくできないはずです。あなたもそうなのではありませんか?
ですが、苦手意識を持つ必要はありません。
なぜなら、面接に挑む際の笑顔は別に満面の笑み、心からの微笑みである必要がないからです。
簡単にいいますと、「前歯を見せればいい」のです。
そもそも、初対面の相手にたいして、そう簡単に笑顔なんて作れません。なんにも親しみを感じていませんし、好きな相手でもないのですからあたりまえです。
恋人や親友と顔を合わせたら自然と笑顔になることでしょう。ですが、面接官は初対面の相手。
自然に笑みがこぼれ落ちることなんてありえません。
面接では、心から笑顔を見せる必要は無く「前歯を見せる」ことを意識すればいいのです。
鏡の前でやってみてください。「前歯を見せること」を意識的にやることで、笑顔が作れるはずです。
この「前歯を見せる」という作業の方が、笑顔を作るよりもはるかに簡単だと言えます。やってみればわかります。
笑顔を作ろうとすると、気持ちのうえでも笑顔を意識しないといけないという、二重の負担がかかります。
「笑顔を作らなきゃ」と思えば思うほどに、うまく笑えなくなってくるものです。
ですが、「前歯を見せる」という作業は心の中では決して笑顔を意識する必要はありません。「前歯を見せる」という行動をとっているだけだからです。
見た目は普通の笑顔とほとんどかわりません。極論を言うと、笑顔なんていうものは、ただ「前歯を見せているだけ」なのです。
ただ、「前歯を見せる」練習は、鏡の前でしっかりとやってください。良い笑顔に見えるように微調整が必要だからです。
ニートは笑顔の練習からはじめよう
面接で好印象を得るためには笑顔が大事だということはお判りでしょう。
初対面の相手に良い印象を与える方策として「初頭効果」を活用する方法があります。
初頭効果とは、初めてあった人の第一印象が、後の印象にずっと影響を与え続けると言うもの。
つまり、はじめに「何だかとっつきにくい人だな」と思われたら、その後もそのイメージが付きまとい続けてしまうのです。
だからこそ、初対面の面接官に好印象を与えるためには笑顔が必要なのです。
ニートが社会復帰するためには、とにかく笑顔をキープできるように練習あるのみ。
鏡の前で「前歯を見せる」ことを意識して、笑顔の形を微調整していきましょう。
あなたがいい笑顔だと思える顔の形を、しっかりと体に覚えさせる必要があります。「前歯を見せる」イコールその笑顔の形に出来るように練習してください。
その笑顔の状態で何か、本でも読んでみましょう。笑顔のキープは結構難しいものです。
表情の筋肉が衰えているニートには、とにかく訓練が必要になります。
1日一分でも十分でもいいので、毎日続けてください。習慣づけることで「前歯を見せる」イコール笑顔が自然に出来るようになります。表情筋も鍛えられます。
まずは、笑顔のトレーニングを続けましょう。面接に挑むのはその後です。
笑顔+話し方で面接突破
メラビアンの法則と言うものをご存知でしょうか。
コミュニケーションにおいて人に影響を与える要素とその度合いは次の通りです。
・話し方・言い方 38%
・見た目 55%
これからわかるのは、外見やパフォーマンスなどの「見せ方」がコミュニケーションにおいて大部分を占めているということです。
ニートが面接を突破するには、見た目(笑顔)と話し方・言い方の練習を積み重ねることが近道だと言えます。
笑顔の練習+話し方の練習を繰り返すことで驚くほど面接官の態度が良くなります。
最初に笑顔で良い印象を与え、続いて話し方でもハキハキと明瞭に発言することで好印象を与えられるのです。多少、受け答えがうまくできなくても笑顔と話し方でカバーできます。
話し方・言い方の練習。つまりは、発声練習を繰り返すことでハキハキと喋れるようになること。それと、早口にならないで聞き取りやすいスピードで話す訓練の二つの練習をする必要があります。
ハキハキと話す練習に関しては、発声練習のための文章をふんだんに掲載している書籍の活用が手っ取り早いです。
これを使って、口周りの筋肉を鍛えてハキハキと話せるようになりましょう。外郎売や早口言葉などの定番の文章も載っているのでこの一冊で発声練習はばっちりです。後は繰り返しの練習あるのみ。
ゆっくりと聞き取りやすく話す練習には新聞などの文章を利用するのが良いかと思います。
ニュースキャスターが話すスピードくらいがちょうどいいと言えます。1分間に300文字前後が目安です。
それ以上ですと聞き取りづらい早口になってしまい、面接官にいい印象は与えられません。
「ゆっくりと聞き取りやすい話し方」のトレーニングには録音機器が不可欠です。
スマホの録音機能を使うか、もしくはICレコーダーを使いましょう。どちらを使うのもご自由に。
ICレコーダーは一つ持っておくと、面接中のやり取りを録音をして、帰ってから面接の反省ができるのでおすすめです。
さらに言いますと、面接中にレコーダーで録音していることで、気が大きくなって相手の失礼な発言にもおどおどしなくなるという、精神安定剤のような役割も果たしてくれます。
実際、失礼な発言の証拠にもなりますし、これからの人生でレコーダーが必要な時も来るかもしれません。
発声練習の際は笑顔も意識しましょう。話している最中に適度に「歯を見せる」作業を忘れなければ大丈夫です。
1週間ほどの練習で、だいぶ表情も話し方も改善していきます。
ニートが面接を突破する秘訣。笑顔の作り方まとめ
ニートが面接を突破して社会復帰するには「笑顔」が大事だと理解していただけましたでしょうか。
「笑顔」と言っても、ただ単に「歯を見せる」作業をするだけの事です。
他人に笑顔を向けるのは難しくても、「歯を見せる」だけなら簡単。誰でも出来ます。もちろん、あなたも出来ます。
面接中に相手に好印象を与えるためには、はじめから最後まで「歯を見せる」ことを常に意識して「笑顔」を見せ続けましょう。
面接での受け答えが上手くいかなくても、笑顔と話し方で好印象は与えられます。
「笑顔」の練習をぜひ、今日からでもスタートしてみてください。面接官の態度が見違えるように良くなりますよ。
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