長期間のニート生活から抜け出したいのに抜け出せない。
社会復帰したいけど、勇気が出ない。
つらいですよね。どうにかしたいという気持ちはあるのに、その気持ちが焦りを生んで考えがまとまらない。
私も社会復帰する前はそうでした。
長期間引きこもりのニートをやっていると、そこから抜け出すのはなかなか難しい。
あなたもそう考えていませんか?
ですが、ニートから抜け出すことを難しくしているのは、世間ではなく「あなた」の考え方なのです。
あなた自身の考え方を変えることで、今まで見えなかった道が見えるようになります。
私はニートから抜け出すことが出来ました。
あなたも考え方を改善することで、思ったよりも簡単に社会に戻ることが出来ます。
たった3つのことをやることで道は切り開けるのです。
ニートを抜け出すにはどうすればいい?
ニートを抜け出すには、ニート特有のネガティブな感情や考え方を正常に戻していく必要があります。
毎日、部屋に引きこもって「自分なんてダメだ」「自分を雇ってくれる会社なんて無い」「何やっても上手くいきっこない」なんて考えていませんか?
私は嫌なことがあったり、上手くいかないたびにネガティブな言葉を心の中で繰り返していました。
あなたは常日頃、自分にどんな言葉を投げかけていますか?
マイナスの言葉は心をネガティブな方向へ、プラスの言葉はポジティブな方向へと引っ張る力があります。
ニートから抜け出すには、マイナスの言葉を使わずにプラスの言葉を常に意識していかなければなりません。
プラスの言葉を使って、心をポジティブな気持ちに持っていくことが社会復帰に必要なのです。
ネガティブな方向へと傾いているニートの心を改善して、ポジティブな方向へと向かわせる。
その方法は次の通りです。
自分を褒めて自己評価を高める
ニートは常に自分自身にたいしてネガティブな言葉を浴びせています。
そのため、めったなことでは自分の事を褒めることはしないし、出来ないのです。
あなたはどうですか?自分の事を褒めたのはいつ頃ですか?
ニートは自分の事を斜に構えて褒めることをしません。頑なに。
上手くいったり、良いことがあっても「まぐれだ偶然だ」と考えたり「この程度出来て当然だろ」みたいに考えて、よろこぶことも褒めることもしないのです。
そんなことばかりしているから、知らず知らずのうちに自己評価が低くなりすぎる。
ハードルばかり上げすぎて自分の事をしっかりと見ないから、自己評価が低くなっていることを気づいていないのです。
自己評価は高すぎても低すぎても問題です。
高すぎると無謀な挑戦をして大怪我をする可能性がありますし、低すぎると出来ることも出来ないと思い込んでしまいます。
ニートは後者。本来は出来ることも出来ないと思い込んでしまっている。
ニートから抜け出すにはこの自己評価を正常な位置に戻すことが大事。
その方法は単純です。次の事を毎日繰り返してください。
たったこれだけです。これを毎日やるだけ。
どんな些細なことでもいいのです。
「朝起きれてすごい!」とか「三食、食べれてすごい!」とか「部屋の掃除をした。偉い!」とか、何でもいいのです。
バカにしているのか?と思いましたか?
ですが、ニートは毎日毎日。自分にネガティブな言葉を浴びせ続けてきたのです。
そのせいで下がり切ってしまった自己評価を上げるには、とにかく自分をほめることに慣れていかないといけません。
マイナスな言葉ばかり使うことに慣れてしまっている。だから、プラスの言葉を使うことが下手だという事実をを実感できると思いますよ。
コウテイペンギンというキャラクターを知っていますか?
このキャラクターの考え方こそ、ニートに必要です。
ギスギスした日本社会では、せめて自分だけでも自分の味方になってあげてください。
自分のことをけなしてばかりの人間は、社会に戻ってもつらいだけ。
自己評価を上げて自分の出来ることに向き合いましょう。
ポジティブに考える癖を付ければおのずと自己評価は上がっていくのです。
日記は何でもいいですが、マイブックが個人的におすすめ。
外見は文庫本なので日記とはわかりません。
自己分析をして強みを理解する
ニートは自分のことを知りたくないと考えています。
社会に溶け込めていない自分を直視したくないからです。
ですが、ニートが社会に戻るためにはどうしても自分のことを理解しないといけません。
自分が持つ強み、考え方を理解しておかないと、私みたいに悪質な就職エージェントにいいように利用されかねません。
私は自己分析が甘かった。そのせいで、就職コンサルタントの言葉に誘導されて特定派遣に就職させられそうになりました。
なんとか拒否できましたが、悪質な就職コンサルタントの心無い言葉に精神を消耗して、無駄な時間を過ごしてしまった過去があります。
そんなことにならないためにも、ニートこそ自己分析をしっかりとやってください。
ニートが自分の強みを理解するのにうってつけのツールがあります。
リクナビネクストに登録することで誰でも無料で診断することが出来ます。
大手のリクナビが転職者のために設計したツールですが、ニートでも無料で使えます。
しかも、診断結果が的確なので自己PRや志望動機に一部流用することができます。
自分でも気づいていなかった強みを知ることが出来ますし、面接でのセールポイントとしてアピールする材料にもなって便利です。
無料で使えますが、質問の数が多いので集中できて時間があるときにやってみてください。
しかし、これだけでは自己分析は不十分です。
このワークシートをやることで自分自身を深掘りすることが出来ます。
不要な質問も多いのですが、とっさに答えられない質問などに気づけて新たな発見が多いワークシートでした。
最後の面接で聞かれるであろう質問は、やっておいて損はありません。
実際の面接で聞かれて「自己分析でやっておいて良かった」と思ったことがありました。
ニートから抜け出すためのプランに自己分析は絶対に必要です。ぜひチェレンジしてください。
ネガティブ感情を封印して行動する
ニートは失敗したり上手くいかないとすぐにネガティブな感情を持ってしまいがちです。
ですが前述のように毎日、自分をほめて自己評価を高めていけば、失敗も前向きに考えられるようになります。
ネガティブな事を考えそうになったら、いったん頭を空っぽにしましょう。
そして、意識的にポジティブな言葉に変換して自分に言い聞かせてください。
「今回は上手くいかなかったけど、以前より進歩したじゃないか!すごいことだ!」
みたいに、失敗も成功への道の糧としてポジティブにとらえてみましょう。
面接などで嫌なことを言われたり、ぞんざいに扱われても、「速い段階で嫌な会社だとわかってよかった!」といった感じで考えればネガティブ感情におちいらなくてすみます。
ニートに覚えておいて欲しいことがあります。
あなたのことを悪く評価したり、けなしたり、バカにしたりする他人は、あなたの人生にとって「何の価値もない人間」です。
そんな人間に、人格否定されようが、圧迫面接されようが気にしないでください。
万人に好かれよう、評価されようなんて思わない事が大事。
嫌な人間や取るに足らない他人にまで好かれてもしょうがないでしょう?
ニートはそのへんが曖昧になりがちです。
あなたのことをしっかりと評価してくれる人間を大切にしてください。逆に悪く言う人間の意見は話半分で聞き流すくらいで丁度いい。
あなたの人生の邪魔をする他人は、あなたにネガティブな発言を投げかけるでしょう。
トゲ付いた相手の言葉まで、まともに受け取る必要はありません。
他人のネガティブな言葉は、あなたの気持ちからポジティブさを奪います。
だから、なるべく受け流しましょう。うまく受け流せないときは、ポジティブな言葉に転換しましょう。
ニートから抜け出すためにはポジティブな気持ちを保ち、行動し続けることが大切になります。
面接を受けること、ヤングキャリアセンターなどの使えるサービスは使い倒すこと。
行動のみがニート脱出の鍵なのです。
どうしても気持ちがくさくさしてしまう、落ち込んでしまうという時はサプリを試してください。
サプリは即効性はありませんが、涙が出るくらいつらい気持ちを、寝付けるくらいの穏やかな気持ちに抑えてくれます。
医者が処方する薬ほどに効くわけではありません。ですが、私が落ち込んだ時はいつもお世話になっています。
ちょっと、においが臭いのが難点ですが、落ち込みすぎた気持ちを整えるのに役立ちます。
まとめ「ニートを抜け出すにはどうすればいいのか?」
ニートから抜け出すには、ポジティブな気持ちを保って行動するしか方法はありません。
慣れないうちは、就職活動で落ち込む日が続くかもしれません。
ですが、「自分を褒めて自己評価を高める」と「自己分析をして強みを理解する」をしっかりやれば、心の芯の部分は折れないはずです。
あとは、結果が出るまで「ネガティブ感情を封印して行動する」だけ。
行動し続ければ、必ずあなたを採用する会社と出会えます。
自分の強みを理解して、面接でアピールしてください。
自分の事を誰よりも理解していないと、自分を売り込むことも出来ません。
やるかどうかはあなたの自由です。
ニートから抜け出すために行動するか、しないのか。あなた自身で選んでください。
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