ひきこもりのニートが無職の状態から脱出するには、ネガティブに陥りやすいメンタルを改善しなければなりません。
今すぐにメンタルを改善して、社会復帰するような即効性のある方法はありません。
行動と考え方の癖をなおすためには時間が必要です。
1週間ほど実践してみて、習慣づけることでニートのメンタルはだいぶ改善します。
実践と言っても簡単な方法です。私は常に心掛けるようにしていますし、あなたもこれから心掛ければ、行動と考え方の癖は徐々に改善に向かいます。
ひきこもりのニートが、面接に挑めず、働けず、ひきこもりがちになってしまうのは、全てネガティブな考え方とそれに引っ張られた行動のせいです。
無職から脱出して、ニートが社会復帰するためには、自分を責める考え方や、自分はなんて運がないんだ、というネガティブな思考を改善していかなければなりません。
無職から脱出して社会復帰するためにも、ニートのメンタル改善トレーニングを実践してください。
ニートは「社会復帰を阻もうとする人の意見」を聞いてはいけない
まず、ひきこもりのニートには肝に銘じて欲しいことがあります。
それは、「やる気を削ぐ発言には耳を貸さない」ということです。
世の中には頑張ろうとする人間、一生懸命行動を開始しようとする人間の足をひっぱって邪魔してやろうという「邪悪な輩」がたくさんいます。
現実での対人関係でも、そこらじゅうにいるのですから、ネットの海の中にも五万といます。
そいつらは、「長期ニートを雇う会社なんて無い」とか「資格なんて取っても職歴が無いなら無駄」「ニートになったら人生終了」みたいなことを平然とのたまいます。
こういったことを言う人間は、ほぼ全てが他人を貶めてやろうという精神の腐った輩です。
現実でもネット上でも、やる気をそぐだけしか能の無い人たちの言葉を聞くだけ時間の無駄です。
たいした人生を歩んでいない人たちであり、人をおとしめて悦に浸るタイプの人たちです。いちいち心を乱されてはいけません。
あなたにとって、そういった連中の言葉は「なんの役にも立ちません!」
聞くだけ、考えるだけ時間の無駄です。
実際、行動を続ければ活路は見出せます。私がそうでしたから、あなたもいずれ活路を見出せます。
ですがひきこもりのニートは、他人が発言する「足をひっぱるだけの言葉」を真に受けて、ネガティブな気持ちに落ちてしまいがちです。
ニートはネガティブな発言をしたり、書き込んだりしている人たちの事を思い描いてみてください。どんな人たちだと思いますか?
足をひっぱるだけの人間は、わざわざネガティブな言葉を発言したり、文章にしたりするのですから、よっぽど人生が上手くいっていないのでしょう。
無職ひきこもりのニート状態から社会復帰したこともないくせに、断定的に語る人間や、資格を取っていないのに資格は役に立たない、という人たちがかなりたくさんいます。
その人たちの発言ってなんの根拠もないですよね?
全員が頭の中のイメージで発言しているだけの人たちなので、そういった人たちの言葉を真に受けてはいけません。
長くなってしまいましたが、ひきこもりのニートに言いたい。
「やる気を削ぐ発言には耳を貸さない」
いいなと思った言葉や考え方は積極的に取り入れ、ネガティブで下らない言葉や考えは聞く耳持たなくて十分です。
積極的に行動をしていれば、必ず活路が見えるのです。気持ちを前向きにして行動してください。
ニートのネガティブなメンタル改善方法
ニートは日々、ネガティブな言葉を使わないように心がけてください。
毎日毎日、気づかないうちにネガティブな言葉を使ってしまっているから、気持ちが落ちやすいのです。
メンタルを改善するには、考え方の癖を自分で理解して、少しずつなおしていかなければなりません。
「どうせ自分なんて……」とか「いっつも自分ばっかりこんな目にあう!」とか考えていませんか?
思考の癖を明確にすることで、自分が一日にどれだけネガティブな考え方をしているのかがわかるようになります。
まず、いつでも取り出して書き込めるメモ帳を用意してください。あとペンも必要です。
これがおすすめ、安いですしパッと見は文庫本だからどこで取り出しても不自然じゃない!たぶん!
まぁ、何でもいいのですがね(笑)いろいろと自分の気持ちを書き込んだり、日記のように使ったりと便利なのでおすすめです。本棚にあってもまさか、日記だとは思うまい。
メモ帳に1日のうちにネガティブなことを考えた回数分、×をつけてください。日付も忘れずに。
ネガティブなことを考えたらその瞬間に×を書き込み、そして無理やりにでもポジティブな言葉、考え方に変えてみてください。
例えば、昼食に入った店に「1に限定10食の日替わり定食」みたいなものがあったとします。
私の場合、この限定定食を注文する前に、「自分が注文するときには品切れになっているだろうな」とか考えてしまいます。もう、ネガティブ!注文する前からネガティブなこと考えています(笑)
×印をメモ帳に書き込みましょう。そして、ポジティブな考えに変えてみます。
「最後の一個が幸運にも残っているはずだ!」みたいな感じです。ネガティブな方向に考えたら、すかさずにポジティブな考えに軌道修正する。これを心がけて生活してください。
ネガティブな考えは行動をストップさせてしまいます。上の例ですと、限定定食を注文しない選択をするでしょう。
ポジティブに考えたらどうでしょうか。限定定食を注文するという行動をとるのではないでしょうか。
ポジティブな考えは行動を引き起こします。ネガティブな考えは行動をストップさせます。
ニートが社会復帰するには行動するほかはないのです。だからこそ、ニートはポジティブな考えを習慣づけなければならない。
人間が行動を習慣づけるためには「44日間」続ける必要があると言われています。
ポジティブに物事を考えられる、とらえられるようになるには、毎日「ネガティブな考えを、ポジティブに言いかえる」行動の習慣づけが必要です。
やるもやらないも、あなたの自由です。ですが、メンタルの改善にはポジティブな考えが必要不可欠だと覚えておいてください。
メモ帳につく×の数を減らすことがまず、最初の課題です。
ニートのメンタル改善には自己分析が必要
ネガティブなことを考えたらメモ帳に×を付ける。というのもある種、自己分析の形と言えます。
自分の事をよく理解しなければ、ニートのメンタルを改善することは出来ません。
ニートが社会復帰するためにも、さらに自分のことを見つめてください。
無料で使える性格診断がありますので、グッドポイント診断をやってみましょう。
リクナビネクストに登録することで無料で診断できます。
この性格診断は問題数が100問くらいあって、やり始めると結構ながいです。だから、十分に集中できる時間帯にやると正確に診断してくれます。
この性格診断で出てきた文章は、自己PRや志望動機にも使えそうなものがあるので、結果はワードやメモ帳に記録しておきましょう。いずれ役に立ちます。
メンタル改善の特効薬
ニートのメンタルを改善するには自信を取り戻すことが大事です。
ようは対人経験を高める作業をせよ!ってことです。
とは言え、いきなり会社面接をしろっていうのではなかなかハードルが高い。なので、対人経験を積めそうなサービスを利用してみてください。
ヤングキャリアセンターとかの公的サービスや、転職エージェントのような民間サービスを活用しましょう。
転職エージェントを使う際には十分に注意してください。中にはネガティブな言葉ばかり使って焦らせたり、不安にさせたりして、行動させようとしてくる銭ゲバコンサルタントがいます。
・転職エージェントを既卒ニートにお勧めしたくない理由の記事はこちら
なぜ転職エージェントを使うかというと、簡単に面接までセッティングしてくれるから。
対人経験を積んで、ちゃんと話が出来る、受け答えできる、という自信を得るためには面接が手っ取り早いのです。
しかも、転職エージェントを通して面接することにメリットがあります。企業の面接官は圧迫面接や人格否定的な発言を容易にすることが出来ないというメリットです。
下手なことをすると転職エージェントから人材紹介をしてもらえなくなります。慎重に言葉を選んで発言をしなければならないので、圧迫面接、人格否定ができません。
転職エージェントを挟まずに企業面接をやると、ネチネチした嫌味ったらしい面接官に出くわす可能性が高まります。
嫌な人間に出会うと気分も落ちるのでなるべく出会わない方法でメンタル改善のための経験を積んでください。
最初に利用するならこの転職エージェントがいいかと思います。担当者の対応が良かったのでおすすめします。
もし担当の人が、あなたを誘導したり、話を全く聞いてくれなかったりしたら、担当を変えてもらいましょう。
転職エージェントのコンサルタント全てがいい人間とは限りません。中には自分の報酬のことしか頭にない最低の人間もいます。
なので、担当者に不信感を覚えたら、とっとと縁を切ってしまった方があなたのためです。
ひきこもりニートのメンタル改善方法まとめ
職歴なしで無職のニートだからってネガティブにならないことが大事です。
ネガティブな考えは行動をストップさせてしまいます。
なるべくポジティブに考えられるように習慣づけてください。ポジティブな考えは行動を後押ししてくれます。
ポジティブな考えが行動を促し、対人経験を蓄えることで自信がつきます。
ニートが社会復帰するには自信がまず大事。自信があることでニートのメンタルは劇的に改善します。
ひきこもりニートがメンタルを改善する方法は、ポジティブ思考の習慣化と自信を付けるための経験をつむことです。
この2つの事を積み重ねることで、ニートのメンタルは改善に向かうのです。
社会復帰したいのであれば、ぜひやってみてください。もちろん、やるかどうかはあなたの自由です。おしまいっ。
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