土地家屋調査士試験は午前の部と午後の部に分かれています。
土地家屋調査士に合格する人のうち、多くの人は午前の部を免除して、午後の部の対策に注力しています。
はっきり言って午前の部をまともに受験しようとしても時間がかかるだけです。
午前の部の試験問題を見ればわかるのですが、かなり難しい内容になっています。
午前の部の対策を立てるよりもはるかに簡単なのが測量士補資格での免除です。
ほぼすべての受験者が通る道である、午前の部の免除には「測量士補」を受験してください。
土地家屋調査士試験の午前の部に関しての情報をまとめていきます。
土地家屋調査士試験の午前の部とは何か?
土地家屋調査士試験の午前の部は以下の内容です。
試験内容 土地及び家屋調査の調査及び測量に関する知識及び技能であって、次に掲げる事項
ア 平面測量(トランシット及び平板を用いる図根測量を含む。)
イ 作図(トランシット及び平面を用いる図根測量を含む。)
となっており、試験問題は択一問題が10問と図面作成が1問です。
図面作成が対策が必要な部分がネックになります。
しかも、土地家屋調査士の試験は「午前の部」の次に、本命試験の「午後の部」が待ち構えているという二段構えの試験。
午後の部だけでも大変なのに、午前の部も受験しなければならないのは、かなりしんどいです。
午前の部の免除資格である「測量士補」を受験しましょう。その方が簡単ですし、免除が出来ない午後の部に注力した方が、合格に近づけます。
土地家屋調査士に合格するためにも、免除できる「午前の部」の対策として、測量士補を受験することがおすすめ。
午後の部はどうあっても、免除することが出来ません。「午前の部」だけでも免除してしまいましょう。
土地家屋調査士試験において午前の部の免除は必須
土地家屋調査士試験の午前の部に関しての対策をしているのは、東京法経学院くらいです。
他の専門学校は午前の部よりもはるかに簡単な測量士補の受験をおすすめします。
午後の部と測量士補の試験では天と地ほどの難易度の差があります。とくに図面作成は対策必須なのでハードル高めです。
素直に測量士補の受験をした方が土地家屋調査士試験の合格に近づけます。
午前の部の免除には次の資格を持っていることが条件になります。
・測量士補
・一級建築士
・二級建築士
この中では断然に測量士補が難易度低めです。
測量士補は過去問をしっかりと勉強しておけば1か月くらいの勉強時間でも合格できます。
午前の部を免除するのに、測量士補の登録まではする必要は無いようです。合格していることを証明できればいいようです。
測量士補と午前の部の難易度違い
測量士補は過去問1冊を真剣に覚えれば、ほぼ過去問の焼き回しなので、たいして苦労せずに合格できます。
土地家屋調査士試験の午前の部はどの程度の難易度かといえば、確実に測量士補の試験よりも上だと言えます。
市販のテキストや過去問はほとんどありません。午前の部の対策をする場合は東京法経学院の講座を利用するしか方法がないです。。
費用面も考慮するなら、難易度も低く、市販の教材が充実している測量士補の受験が断然おすすめです。
測量士補は28問中、18問正解であれば合格の試験なので、合格点がそれほど高くありません。
午前の部の試験内容は、筆記試験で多肢選択問題が10問、図面作成問題が1問で、図面作成問題の対策が必要な試験になります。
択一問題も難易度高めなので、試験対策が容易な測量士補を受験する方が簡単だとお分かりいただけるでしょう。
過去問を見比べれば、どれだけ難易度に差があるかわかるので確認してみてください。
土地家屋調査士、午前の部は対策不要!
土地家屋調査士試験の午前の部について対策するよりも、測量士補を受験する方が簡単だと理解していただけたでしょうか。
土地家屋調査士試験は午後の部が本番です。土地家屋調査士試験の午後の部は独学での勉強ができるくらいに、教材が整っています。
午前の部の試験は難しいうえに教材がそろっていないので、独学はまず無理です。
土地家屋調査士に合格するためにも午前の部の免除資格である「測量士補」を受験しましょう。おしまいっ。
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